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2011年01月19日 13時配信

サッカー日本代表の選手たちが書いた本を集めてみた


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 ガンバレ、日本代表! ということで、現在カタールで開催されているAFCアジアカップ カタール 2011で見事、準々決勝進出を決めたサッカー日本代表。この勢いのまま優勝して欲しいところです。

 さて、激戦に立ち向かうジャパン戦士たちの中には、本を執筆している選手もいます。彼らの言葉からは、フィールドに立った者にしか感じることのできない強い精神を感じることができます。
 今回はAFCアジアカップ カタール 2011に出場している選手たちが執筆している本を取り上げてみました。

■7 遠藤保仁選手(MF)
 遠藤選手は3冊の本を書いてます。2009年の『自然体―自分のサッカ−を貫けば、道は開ける 小学館101新書』(小学館/刊)、昨年9月に刊行された『明日やろうはバカヤロー』(日本スポ−ツ企画出版社/刊)、そして最新刊の『信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題』(角川書店/刊)です。
 『信頼する力』はワールドカップ南アフリカ大会の裏で何が起こっていたのか、一人の中心選手の目線からしっかりと読者に教えてくれます。不安から自信に変わったカメルーン戦の一勝の大きさが伝わります。

■8 松井大輔選手(MF)
 13日のシリア戦で負傷し、無念の途中離脱となってしまった松井選手も2冊、本を出しています。その1つは『松井大輔のサッカー ドリブルバイブル』(カンゼン/刊)で、サッカーの教則本です。もう1つが2010年3月に刊行された『独破力』(PHP研究所/刊)です。
 「異端児」と呼ばれ、自分の思うとおりに生きる。それは決して頑固になることではなく、変えないといけないときは変える柔軟さを持ち合わす。『独破力』には松井選手の哲学が詰まっています。

 実は本を書いている選手は現在の日本代表の中ではこの2人しかいません。
 しかし、忘れてはならない人がいます。アルベルト・ザッケローニ監督です。初の著書となる『ザッケローニの哲学』(久保耕司/翻訳、PHP研究所/刊)は昨年12月に出版されたばかり。生い立ちから、サッカーへの取り組み、そして指導者として、様々なことをつづっています。

 ほかにも選手本人が書いた本ではありませんが、内田篤人選手(DF)の成長の軌跡がつづられた『【内田篤人】夢をかなえる能力』(黄慈権/著、ぱる出版/刊)や李忠成選手(FW)への取材をもとに書かれたノンフィクション『忠成 生まれ育った日本のために』(加部究/著、ゴマブックス/刊)といったものがあります。
 サッカー日本代表に選ばれるほどの卓越した体力と技術、そして精神力がある彼らの言葉を直に味わってみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)

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