サッカーのアジアカップで、日本代表は、19日、次の開催国カタールとの準々決勝に向け練習を行い、前の試合をけがで欠場したミッドフィールダーの本田圭佑選手が順調な回復ぶりを見せました。
日本は19日、首都、ドーハの競技場で、次の21日の試合とほぼ同じ時間の午後4時から、およそ1時間半練習を行い、冒頭の15分間を公開しました。このうち、左足首の捻挫のため前の試合を欠場した、本田圭佑選手は、ほかの選手より時間をかけてウォーミングアップをしたあと、そのまま全体練習に参加しました。ピッチの3分の1を使って、ボールをヘディングでつないで相手ゴールを目指す練習で、本田選手は軽快にボールを追い、時折、笑顔も見せました。一方、前の試合は出場停止だった、ゴールキーパーの川島永嗣選手は、引き締まった表情でキャッチングやゴールキックの練習を繰り返し、次のカタール戦で復帰が見込まれる攻守の主力が、ともに順調な仕上がりです。本田圭佑選手は左足のけがについて「何も問題ない」と話したうえで、「試合は地元カタール側の応援で盛り上がると思うが、雰囲気にのまれず、挑んでいく姿勢で臨みたい。日本のいい部分を出せれば、優勝も見えてくると思う」と、2大会ぶりのアジアチャンピオンを目指す意気込みを口にしました。日本対カタールの準々決勝は、日本時間の21日午後10時すぎにキックオフです。