サッカーアジアカップの準々決勝で日本代表と対戦する、開催国のカタールは、19日、試合会場のスタジアムで、日本戦に向け練習を行いました。
カタールは、日本戦の試合会場となる首都、ドーハのアルガラファ競技場で、試合開始時間に近い午後4時前から1時間余り練習を行い、冒頭の25分間を公開しました。この中で、ウルグアイ出身のフォワードで攻撃の中心を担うセバスチャン選手や、1次リーグで2得点を挙げたアハマド選手などが、芝生の感触を確かめるようにランニングをしたり、走りながらのパス回しに集中して取り組んでいました。チームを率いるフランス人のメツ監督は、精力的に指示を出し、カタールにとってアジアカップで初の準決勝進出が懸かる日本戦への意気込みをうかがわせました。カタールは今大会、開幕戦で敗れたあと、2連勝でグループAを2位で通過し、調子を上げています。前回のアジアカップの日本戦でゴールを挙げているセバスチャン選手は、「日本はこの大会で最も強いチームの一つだと思う。しかし、われわれもこれまでの試合を経て、いいチームになっている。自信があるし、ベストを尽くす。チームみんなでゴールを決めたい」と話しました。