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準々決勝のカタール戦に向け、笑顔で調整する（左から）川島、伊野波、本田圭ら日本代表＝共同

　サッカーのアジアカップで、２１日の準々決勝で開催国カタールと対戦する日本代表は１９日夕、ドーハ市内で非公開練習を行った。１７日の１次リーグ第３戦のサウジアラビア戦を左足首ねんざのため欠場したＭＦ本田圭（ＣＳＫＡモスクワ）と出場停止だったＧＫ川島（リールス）は、先発復帰に向けて強い意欲をにじませた。

　本田圭は患部について「練習も普通に参加していて問題ない」と回復を強調。カタール戦はアウェーの環境での試合となるが、「雰囲気にのまれないこと。向こうの土俵で勝負をしないことが大事。受け身にならず、自分で挑む姿勢を見せたい」と話した。

　川島が「自分が出ていなくても、ピッチに立って戦っているつもりで見ていた」と振り返るサウジアラビア戦は西川（広島）が先発し、今大会初の無失点勝利に貢献した。先発争いが激しくなる中、川島は「自分としてはピッチの上でチームメートと戦うのが一番。前の試合に出られなかったことをぶつけたい」と語った。【江連能弘】