サッカーアジアカップの準々決勝で、開催国カタールとの対戦を翌日に控え、20日、日本代表のザッケローニ監督は「日本のやるべきサッカーを見せる」と意気込みを話しました。
日本は、21日のカタールとの準々決勝で4大会連続のベストフォー進出を目指します。日本のザッケローニ監督は、試合を翌日に控えた20日、首都ドーハで記者会見に臨みました。ザッケローニ監督は開催国との対戦について、「相手はホームで勢いがあるが、日本も非常にいい準備ができている。選手たちを信頼している」と手応えを話しました。カタールを応援する大勢のサポーターの前で試合をすることについては、「ピッチの上では11人対11人だ。ベテランや国際経験のある選手はそういう雰囲気に慣れている。完全なアウェーの雰囲気でプレーするのも、チームの成長を促すためには必要だ」とチームとしての新たな成長のチャンスになると述べました。決勝トーナメントでの戦い方について問われたザッケローニ監督は「日本のやるべきサッカーをして、これまでの3試合よりいいパフォーマンスを見せたい」と答え、これまでと戦い方を変えずに積極的なプレーで勝利を目指す考えです。会見に同席したキャプテンの長谷部誠選手は「カタールを研究し、弱点や狙うところは把握している。自分たちがいい準備をすれば勝てると思う」と自信をのぞかせました。