サッカー、アジアカップの準々決勝で、日本と対戦する開催国カタールのメツ監督は20日、「多くのチャンスを作り、ゴールを決めたい」と、初の準決勝進出に意欲を見せました。
メツ監督は20日、首都のドーハ市内で、日本のザッケローニ監督に続いて記者会見に臨み、日本について「アジアで最高のチームの一つで、今大会もファンタスティックなサッカーをしている」と持ち上げました。フランス人のメツ監督は3年前とおととし、ワールドカップ最終予選で、カタールを率いて2回、日本と対戦し、1敗1引き分けに終わっています。メツ監督は今回の日本戦について「日本は前に対戦したときより、さらにいいチームになっている。しかし、今回の対戦では多くのチャンスを作り、ゴールを決めたい」と話し、時折、笑みを浮かべるなど表情に余裕がうかがえました。さらに「いい結果をもたらすため、多くのサポーターにスタジアムに来てもらい、最後まで応援してほしい」と呼びかけ、地元の大声援の後押しに期待しました。カタールは世界ランキング105位と、日本の29位より下です。過去のアジアカップではベストエイトが最高で、今大会で初めての準決勝進出を目指します。日本対カタールの試合は日本時間の21日午後10時すぎにキックオフです。