サッカー・アジアカップ2011準々決勝(21日、カタール・ドーハ)2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本は、MF香川真司(ドルトムント)の2ゴールなどで、カタールを3−2で下しベスト4に進出した。
日本は前半、カタールに先制を許したが、香川の今大会初ゴールで同点。前半を1−1で折り返した。
後半にはDF吉田麻也(VVVフェンロ)が2枚のイエローカードで退場となり、直後のFKを決められ再びリードされた。10人となった日本はFW前田遼一(磐田)を下げて、DF岩政大樹(鹿島)を投入。後半25分には香川がこの日2点目のゴールを決めて同点に追いつくと、終了間際に代表初先発となったDF伊野波雅彦(鹿島)が勝ち越しゴールを決めて、カタールに逆転勝ちした。
日本は25日の準決勝でイラン−韓国の勝者と対戦する。
ザッケローニ日本代表監督の話
「嫌な形で2点を取られたが、いい形で返すことができた。このチームは日に日に成長している。10人になっても攻撃の手を緩めず、最後はサイドバックが決めた。日本のサッカーができた」
メツ・カタール代表監督の話
「カタールの強さを世界中に証明し、日本を脅かすことができた。ミスで失点を招いてしまったが、多くのプラス材料を持ち帰れる」
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