サッカーAFCアジアカップ2011準々決勝 日本 3 - 2 カタール 4大会連続ベスト4進出
サッカーのAFCアジアカップ2011で、2大会ぶり4度目の優勝を狙う「ザックジャパン」が、開催国カタールとの準々決勝を、退場で1人欠きながらも、劇的な逆転勝利で飾った。
前半12分、オフサイドラインぎりぎりを突かれた日本は、カタールに先制点を許した。
しかしその後、今大会無得点だった香川真司選手(21)がヘディングで押し込み、同点。
ところが後半16分、吉田麻也選手(22)が2枚目のイエローで退場処分となり、フリーキックを直接カタールに決められ1 - 2とされた。
1人少なくなった日本だが、香川選手が冷静にシュートを決め、再び同点に追いついた。
そして試合終了間際、伊野波 雅彦選手(25)が流し込み、貴重な1点をもぎ取った日本が3 - 2で激戦を制し、準決勝に駒を進めた。
長谷部 誠選手(27)は「すべてにおいてアウェーでしたけど、それをはね返すだけの力が、このチームにあったということは自信になる」と語った。
香川真司選手は「予選リーグは自分の中でふがいない戦いだったし、個人的にまだまだ納得できていないので、結果として点が取れてほっとしている。(準決勝では)韓国が来ると思うので、しっかり準備して、アウェーでは引き分けているので、絶対勝てるように、しっかり切り替えてやりたい」と話した。
日本代表のザッケローニ監督は「10人になっても攻撃の手を緩めず、最後にはサイドバックの選手がゴールを決めてくれるということで、われわれらしい、日本のサッカーをしたなと思う」と語った。
(01/22 00:26)