サッカーアジアカップ、日本は準々決勝で開催国のカタールと対戦し、逆転勝利を収めました。ベスト4進出を決めました。
2大会ぶりにアジア王座奪還を狙う日本。前半12分にカタールは、カウンター攻撃からエース・セバスチャン選手がゴールを決めて先制点を奪います。日本はなかなかチャンスを作れませんでしたが、前半28分、岡崎慎司選手が浮かせたボールに香川真司選手が飛び込みました。香川選手、待望の今大会初ゴールで同点に追いつきます。後半の16分、日本に思わぬ事態が発生します。相手選手と接触した吉田麻也選手に2枚目のイエローカードが出され、吉田選手は退場。日本は1人少ない状況でフリーキックのピンチです。これを直接決められ、2−1と再びリードを許します。苦しくなった日本は後半25分、新エース・香川選手のこの日2点目の値千金の同点ゴールで2−2と追いつきます。さらに後半の終了間際、伊野波雅彦選手のゴールで逆転に成功した日本は苦しい戦いを制して、見事、準決勝進出を決めました。
日本代表・香川真司選手:「厳しい戦いでしたし、いっぱいいっぱいのなかでの戦いでしたけど、あきらめることなく戦えたことが良かったと思います」