サッカー=アジア杯、韓国監督「イランはファウル多過ぎ」
[ドーハ 21日 ロイター] サッカーのアジア・カップ(杯)で、22日に当地でイランと準々決勝を戦う韓国の趙広来監督が、前日会見で対戦相手をけん制した。両チームは5大会連続で、準々決勝で激突する。
趙監督は会見で、イランのこれまでの試合を見てきた印象として「あれほどファウルを犯さないほうがサッカーファンには受け入れやすいのでは」と、苦言を呈した。
1次リーグC組で韓国が引き分けたオーストラリアとイランの実力比較を求められると、趙監督は「どちらも当たりが強いが、イランのほうがファウルが多い」と、ここでもファウルの多さに言及した。
一方、イランのアフシン・ゴトビ監督は、相手指揮官の指摘を「われわれを勝たせないためには韓国もファウルしなければならない。なぜならわれわれの実力のほうが勝るからだ」と、受け流している。
さらにゴトビ監督は、以前に韓国代表のアシスタントコーチを5年以上務めた経験を強調。「好調のとき、不調のときに韓国がどのような反応をするかは理解しており、その点では私に有利」と述べている。
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