サッカーのアジアカップで、カタールに逆転勝ちでベスト4に進出した日本代表は、試合から一夜明けた22日、準決勝に向けて調整を始めました。準決勝は、韓国とイランの勝者と25日に対戦します。
日本は21日、開催国のカタールと対戦し、退場者を出しながらも、3対2で逆転勝ちしました。チームは一夜明けた22日、首都ドーハの競技場で、午前10時すぎから1時間半の練習を行いました。カタール戦に先発した選手たちはストレッチとランニングで疲れを癒やし、2得点の香川真司選手が笑顔を見せるなど、リラックスした雰囲気でした。ほかの選手たちはミニゲームを行い、ともにディフェンダーで、警告の累積で出場停止だった内田篤人選手と、カタール戦に途中出場して準決勝でも先発が見込まれる岩政大樹選手が、大きな声を出しながら精力的なプレーを見せました。内田選手は「きのうは見ていてドキドキしたが、チームがまとまることの大切さを感じた。先制点が勝負を左右するので、立ち上がりに気をつけたい」と話しました。また岩政選手は「準決勝はピンチもあると思うが、守備のバランスに気をつけて、最後は体を張って防ぐ。負ければ優勝はなくなってしまうので、無失点に抑えて攻撃陣のゴールを待ちたい」と話しました。準決勝は、韓国とイランの勝者と25日に対戦します。