サッカーの日本代表は、地元カタールを3−2で破ったアジア・カップ準々決勝から一夜明けた22日、ドーハで調整を開始。
激闘のカタール戦から一夜明けて、選手はやや疲れた表情ながらも、リラックスした様子で汗を流した。午前10時からの練習では、先発組はボールを使わず、ランニング主体の軽いメニュー。主将の長谷部(ウォルフスブルク)は「疲れはあるけれど、心地いい疲れ。勝ったんで」と笑顔だった。
ただ、安堵感の中でも反省は忘れていない。長谷部は「守備の部分でやられている。今までの相手はこれぐらいでOKでも、これからの相手ではやられる」と強豪との対戦を見据えた。本田圭佑(CSKAモスクワ)は「真ん中の崩しばかりでセンタリングが少なかった」と攻撃面の課題を挙げた。(共同)