サッカーアジア杯、韓国が2大会連続の4強入り
【ドーハ22日聯合ニュース】サッカーのアジアカップは22日、準々決勝の残り2試合が行われた。韓国は延長戦の末、尹ビッカラムの決勝ゴールでイランを1−0で下し、2大会連続となる4強入りを決めた。韓国は25日に行われる準決勝で日本と対戦する。この日、行われた準々決勝のもう1試合は豪州が延長戦の末、イラクを1−0で破った。豪州は25日、決勝進出をかけてウズベキスタンと対戦する。
決勝ゴールを決めた尹ビッカラム=23日、ドーハ(聯合ニュース)
韓国は、延長戦に入っても決定的な好機をなかなかつくれなかった。そんななか、 尹ピッカラムの左足が重苦しい空気を一変させた。延長前半ロスタイム、相手ゴール右でパスを受けると、絶妙なボディコントロールで相手守備選手を交わす。そのまま、浮かし気味に放ったシュートはゴール左上に吸い込まれた。準決勝の相手は永遠のライバル日本。苦しい戦いの中、途中出場した20歳の若手がワンチャンスを生かしたこの日の一戦は、51年ぶりの優勝を目指す韓国に勢いをつけそうだ。
趙広来(チョ・グァンレ)監督は「ゲームを支配できたことはよかった。尹ビッカラムの起用は、やや不安があったがよくやってくれた。(準決勝の相手となる)日本は強くなっているが、われわれも力をつけている」と話した。