サッカーのオランダ1部リーグでDF安田理大が所属するフィテッセが22日、アウェーでウィレムIIと対戦し、Jリーグ1部(J1)G大阪から移籍した安田はデビュー戦でフル出場を果たした。
背番号16のユニホームに袖を通した安田が、欧州のピッチに立った。新天地のフィテッセでデビューを飾り、フル出場。最下位ウィレムIIに0−1で敗れたが「第一歩を踏み出せてよかった」と充実感を漂わせた。
「運動量が少なかった」という前半の反省を生かし、後半は得意の攻撃でボールに絡んだ。レベルの高さを肌で感じつつも「後半のようなプレーを続けていけばいける」とアウェーでの戦いで自信も得た。
ともに北京五輪を戦った本田圭や香川らは欧州で実績を残し、アジア・カップでも日本代表の主軸を担う。173センチ、65キロと小柄なDFも海外移籍を飛躍のステップにできるか。23歳の挑戦が始まった。(共同)