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Cubase 6 シリーズの新機能 - プレビュー

* 印の機能は、上位バージョン Cubase 6 のみ搭載。それ以外は、Cubase 6 および Cubase Artist 6 共通です。

 

瞬時のマルチトラック編集

 

ドラム編集*

レコーディングエンジニアとスタジオドラマーの協力を得て開発された Cubase 6 は、マルチトラックのドラム編集作業を大きく進化させます。最新のトランジェント(音の立ち上がり、減衰)/テンポ検知アルゴリズム、位相を保持したオー ディオクオンタイズ、ドラムリプレイス機能など、Cubase 6 は、ドラムトラックのリズムやフィーリングを完璧に磨くためのツールを満載。非破壊でタイミングを修正する場合も、ドラムプレイのテンポをシームレスに変 更する場合も、ほんの数回のクリックでタイトなリズムを得ることができます。

トランジェント検知*

Cubase 6 は最先端のアルゴリズムによるトランジェント検知機能を備えています。直感的なプレビュー機能、そして「ピーク」と「ビート」という2種類のフィルターにより、単一のヒット、ロール、ゴーストノートなど、すべてのドラムヒットを素早く正確に検知。検知されたトランジェントは、ユーザーが定義したトラックの優先順位に従ってドラムトラック全体に適用され、切り刻んだドラムヒットはグループにまとめられます。これにより、たとえば気に入った部分のフィルを他の部分にコピーするときも、一つを選択するだけで作業が行えます。

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ドラムパートの差し替え*

「キックにまだパンチが足りない」、「スネアがミックスに埋もれている」 ― こんなときは、簡単にライブドラムサウンドの差し換えやダブリングができます。トランジェント検知の後、「MIDI ノートを作成 (Create MIDI Notes)」ボタンをクリックすれば、個別のドラムヒットに対応する MIDI ノートを含む MIDI トラックが作成されます。その先、どのサンプラーやシンセにノートを演奏させるかはあなたの自由。Cubase 6 に内蔵のパワフルなドラムプレイバックサンプラー Groove Agent ONE を使用すれば、厳選されたアコースティック/アーバン/ヒップホップ/ダンスのドラムキットを演奏できます。

進化したテンポ検知*

Cubase 6 はまた、新開発のテンポ検知アルゴリズムにより、どのようなリズム系オーディオ素材に対しても正確にテンポを判定します。メトロノームを使用せずに演奏したドラム素材に対しても簡単にテンポマップを作成。テンポマップは自然なテンポ変化の躍動感を保ったり、不本意なテンポ変化を修正するための編集に利用できます。

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マルチトラックで位相を保持したままオーディオクオンタイズ*

Cubase 6 においてオーディオ素材は MIDI 素材と同様にクオンタイズできます。これはライブ録音したドラムのタイミング修正やグルーヴ変更に大きく役立ちます。トラック間における位相の関係を保持するため、全トラックの個別のスライスはグループにまとめられたまま、同時に移動します。Cubase はスライス間に自動でクロスフェードを作成し、クオンタイズから生じ得る隙間を埋めることで、シームレスな作業を実現します。すべてのドラムトラックは、ほんの数回のクリックだけでキックやスネア(任意のソース)と適合。「スライスのルール」では、スライス処理において、どのソースを優先させるかを定義できます。

 

完璧なテイクをあっという間に

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Cubase 6 では待望の「マルチテイクコンピング」が実現しました。サイクルモードでいくつかのテイクを録音すると、Cubase は直ちに各テイクのレーントラックを作成します。その後はテイクのベストな部分を「スワイプ」していくだけで、選択部分のすべてを含むマスターテイクを自動的に作成します。各レーントラックにはソロボタンや様々な編集機能が用意され、快適なコンピング作業でパーフェクトなテイクを瞬時に構築できます。

グループエディット*

ギター、ベース、ドラム、アンビエントなどを録音する際、サウンドエンジニアは、いくつかのアンプやマイクからのシグナルを複数トラックに録音し、これらをミックスしてベストの結果を生み出します。Cubase 6 の新たなツール「トラックエディットグループ」は、関連するトラックを結合し、複数トラックにまたがるイベントをロックすることで、マルチトラック録音の同時編集を可能にします。スタジオで大幅な時間の節約となるでしょう。

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ベールを脱ぐ革新的機能: VST Expression 2*


 

ノートエクスプレッション ― それぞれの MIDI ノートに最大限の表情を*

Steinberg は、Cubase 6 と VST 3.5 により、MIDI 編集を完全に新たな次元に導きます。ノートエクスプレッションは、個別のノートに対する複数のコントローラーの値を直接的にアサイン/作成/編集する新機能です。作業はすべてグラフィックインターフェース上で行え、緻密なオーケストラのアレンジやユニークなサウンドエフェクトの作成に多大に貢献します。

ノートエクスプレッションにより、キーエディター上で単一の各ノートイベントにコントローラーの値を直接描くことができます。ノートイベントそれぞれが独自のコントローラーの値を持つため、和音として響くノートでさえ、互いに完全に独立した形でコントロールできます。作曲家はボリュームやピッチベンドなどのコントローラー情報に一ヵ所でアクセスでき、いくつかの値を同時に素早く拡大縮小/移動/削除できます。また、ノートイベントを移動/コピーすると、関連するコントローラーのデータも追従。ノートイベントとコントローラーがひとつのユニットとして扱われ、インストゥルメントのアーティキュレーションに関わる作業がかつてないほどに素早く直感的なものになります。

ノートエクスプレッションは従来の MIDI の限界を破壊し、完全に新たな世界を開きます ― 1 つのコードを形成する各ノートに対して、異なるフィルタースイープやボリュームカーブが設定されている様子を想像してください!

更にダイナミックに

Cubase 5 の VST Expression を更に進化させた Cubase 6 では、スコアエディターだけでなく、キーエディターにもダイナミクス機能を搭載。ピアニシモからクレッシェンド、フォルテッシモまで、スコアエディターのすべてのダイナミクス表記をキーエディターのオートメーション/ダイナミクスレーンでも操作できます。

VST 3.5 対応のインストゥルメントの場合、ダイナミクスを含むパートはアーティキュレーションを即座に反映します。また、「ダイナミクスのマッピング」機能によ り、最大3つのダイナミクスのコントローラー(ベロシティー、ボリューム、任意にアサインする MIDI CC など)を非常に細かく調整できます。

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VST 3.5 とノートエクスプレッションは、驚異的にリアルな楽器音から想像を超えた環境音まで、作曲やサウンドデザインの世界に全く新たな創造的アプローチをもたらします。そしてさらに ― VariAudio とノートエクスプレッションを同時に使用すれば、それまで味気なかった MIDI レコーディングもに命が吹き込まれます。サンプルエディターに搭載する MIDI 抽出機能により、単音オーディオ素材のピッチとボリュームカーブのスナップショットを作成し、その情報を MIDI ノートに貼り付けることも可能です。

VST エクスプレッションマップへの転送*

付属のバーチャルインストゥルメント HALion Sonic SE や HALion Sonic 1.5 (別売)、HALion Symphonic Orchestra VST Sound Instrument Set(体験版を同梱)など VST 3.5 対応インストゥルメントは、音色ごとのアーティキュレーション設定を「VST エクスプレッションマップ」に自動転送できます。VST エクスプレッションマップのセットアップを劇的にスピードアップする素晴らしい機能です。

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音色の宝庫

 

VST Amp Rack

ジャズ、ロック、メタル ー あらゆるギターサウンドを Cubase だけで再現する最高のバーチャルギターアンプ/エフェクトセット。
ギターにとどまらず、ドラムやボーカルにも最適です。

 
 

最新のコンボリューションテクノロジーが生んだ VST Amp Rack は、これからのギタリスト必携のツールです。ボタンをクリックすれば、ビンテージからモダンまで、ジャンルやスタイルを超えたギタートーンのコレクションがあなたのものです。

VST Amp Rack は、歴史を作ってきたギターアンプ7種類の特徴をそのまま再現します。水晶のようなクリーンサウンド、クリーミーなクランチ、サスティン豊かに歌うリード ― VST Amp Rack があれば、ギタートラックの音色はいつだって完璧です。

VST Amp Rack はカスタマイズ可能なギターラックとして設計され、ギタリストやベーシスト、エンジニア、プロデューサーはアンプに加えて、エフェクトペダル、スピーカーキャビネットやマイクを選んで完璧なセットアップを組めます。

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ワウワウ、コンプレッサー、テープディレイ、ファズなど伝説的な16のエフェクトペダルと、6つのスピーカーキャビネット、2つのマイク、チューナーの組み合わせにより、VST Amp Rack はライン録音からあなたの求める本当のギターサウンドを導き出します。

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音色の世界を旅しましょう

HALion Sonic SE は、VST マルチ音源 HALion Sonic と同じオーディオ/シンセエンジンを搭載し、スリムにしたバージョンです。Cubase 6 に密接に統合された HALion Sonic SE は即戦力のサウンドとインストゥルメントを900 (Cubase Artist は550) 以上も用意し、クリエイティブな作曲だけでなくマイナスワンの演奏にも最適です。

HALion Sonic SE は これまでのバージョンに搭載されていた HALion ONE に置き換わるものですが、HALion ONE のサウンドはすべて一新され、HALion Sonic からの新たなコンテンツと共に HALion Sonic SE に含まれています。

表現力豊かな生楽器、輝くようなシンセサウンド、最先端のビートなど、HALion Sonic SE はスタジオワークに求められるサウンドを満載。また、VST 3.5 をサポートし、革新的な VST Expression 2 テクノロジーを実現する HALion Sonic SE は、VST エクスプレッションマップの自動設定やノートエクスプレッション機能など、作曲家の創造力をさらに高めるツールを搭載しています。さらに、Cubase 6 は HALion Sonic SE の16 パートマルチティンバーモードを活用し、MIDI ファイルを読み込んで HALion Sonic SE の音源で再生するモードも備えています。

HALion Symphonic Orchestra VST Sound Instrument Set*

上位グレード Cubase 6 には、HALion Symphonic Orchestra VST Sound Instrument Set の体験版(60日間はフル機能で使用可能)が付属します。無限に近いアーティキュレーションと表情豊かな演奏技術など、生のオーケストラ楽器ならではの魅力をふんだんに味わうことができます。体験版からは特別価格で HSO VST Sound Instrument Set の製品版ライセンスへアップグレードできるオンラインサービスをご用意しています。またすでに HALion Symphonic Orchestra のユーザーの方にはそのまま無償アップデートとなり、お手持ちのライセンスで HALion Symphonic Orchestra VST Sound Instrument Set をご使用いただけます。

ストリングスや金管、木管、パーカッションの色合いやダイナミックレンジのニュアンスを詳細に抽出したこのライブラリーには、ほとんど無数のアーティキュレーションと表情豊かな演奏技術が含められています。VST Expression 2 のおかげで、HALion Sonic SE と Cubase 6 はこれらを最大限に活用することができます。

さらにパワーアップした LoopMash 2

Cubase 5 での衝撃の登場から2年。高度に進化した LoopMash 2 は、より洗練された手法でループリミックス、バリエーションを無限に生み出します。"scratches"、"stutters"、"tape stops" など、20を越える新たな MIDI 制御対応/スライスベースのパフォーマンスエフェクト、トータル24に倍増したシーンにより、フロアのビートは変幻自在。ドラッグ&ドロップでのシーン編成、また Undo/Redo のフルサポートにより、操作性も格段に向上しました。

そしてさらに ― LoopMash 2 では1つのトラックのスライスを他のトラックへ、または Groove Agent ONE へドラッグ&ドロップできます!

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ワークフロー

 

GUI の刷新

Cubase 6 のグラフィックユーザーインターフェースのデザインは大幅に刷新され、見た目が洗練されただけでなく、Cubase 6 の膨大な機能にさらにアクセスしやすくなりました。カラーとコントラストの最適化により、長時間のセッションにおける眼の負担が軽減します。これは特に締め切りに追われるハードな作業時に重要です。また、色相をカスタマイズし、Cubase 全体の色合いを好みに応じて変えることもできます。

パート、イベント、アレンジャー/マーカートラックの新たな外見は、プロジェクトの重要な要素を見分ける手助けになります。インスペクターのデザインも新鮮になりました。

Mac OS X 64bit サポート

Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) 64bit 環境のネイティブサポートにより、RAM にアドレスできる量がこれまでの2ギガバイトから1テラバイトへと大幅に増大します。使えるメモリが大きいほど、Cubase で使用できるトラック、プラグイン、サンプルの量が増えます。またこれは、現在市場に流通する対応ライブラリーを自由に選択できるということを意味します。

* Mac 版 Cubase 6 の初回リリース版をネイティブ 64bit アプリケーションとして起動する際、以下事項が制約されます: Rewire サポート、MP3 書き出し、楽譜印刷、OMF 読込み/書出し、Tonic エフェクトプラグイン、Embracer/Monologue インストゥルメントプラグイン

 

データを自在にコントロール

 

Cubase 6 のキーエディターには、オーディオ編集用のサンプルエディターと同様にインスペクターを新搭載。すべての重要な MIDI ツールやパラメーターに簡単かつ直感的にアクセスできるように拡張されました。

インスペクターにはエクスプレッションマップ、ノートエクスプレッション、クオンタイズ、移調、音の長さなどが効率的にまとめられています。

VST 3 プラグインのコントロール類を右クリックするだけで、パラメーターを Cubase 6 のクイックコントロールに直接アサインできるようになりました。また、クイックコントロールの「学習モード (Learn mode)」ボタンを使用して、プラグインのコントロールをクイックコントロールの空スロットにアサインすることもできます。

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コントローラー/オートメーションデータ用の新たな「スケーリング(拡大/縮小)ツール」は、MIDI データを扱う際(複数イベントの同時編集やスリム化など)、高度に直感的な操作性をもたらします。マークされたイベントを思いのまま上下に縮尺、回転、移動できます。すべてのイベントは互いの関係性を保ちながらスムーズに縮尺により増減されます。また、スケーリングツールはオーディオトラックにも有効です。









ビデオチュートリアル付属

Cubase 6 には、Streamworks Audio によってプロデュースされた2時間を越えるビデオチュートリアルが付属します。初心者用の手順ごとのインストラクションから先進的なワークフローや編集テクニックまでをカバーします。

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さらに…

Cubase 6 は全方位の音楽制作をカバーする機能を満載していますが、それだけではありません。
細やかな改善点が、Cubase の全体的な操作感をよりパワフルで、刺激的なものにしてくれます。

 

Cubase 6 シリーズ間でのプロジェクトのグローバルな互換性

すべての Cubase 6 シリーズはプロジェクト互換性を持ち、Cubase 6 と、下位バージョン (Cubase Artist 6 など) を使用する他のスタジオや友人との間でも、同一プロジェクトを交換して作業できます。

VST プラグインのアップデート

搭載プラグイン De-esser、Surround Panner*、Mix 6to2、Mixer Delay、Mix 6to2、SMPTE Generator、Test Generator が VST3 フォーマットにアップデート。GUI のリフレッシュと共に、操作性も向上しました。

グリッドオプション

Cubase 6 ではプロジェクトウインドウ、キーエディター上のグリッドをクオンタイズ設定に合わせることができます。グリッドタイプをクオンタイズ値に設定し、お好きなクオンタイズプリセット(たとえば3連符など)を選んでください。

タイムストレッチアルゴリズム

Cubase 6 の zplane アルゴリズムは、調性有り/複合/単一/パーカッシブなどのオーディオ素材を想定してカスタマイズされています。これらのアルゴリズムは、極端なタイムス トレッチにも最適化されているため、そのサウンドの素晴らしさには驚かれることでしょう。一度試すと、もう手放すことのできないツールです。

MediaBay を持ち運ぶ

Cubase 6 では、ループやサンプルを外部ドライブ内の MediaBay にも保存できます。お手持ちのコンテンツを携帯し、他の MediaBay に呼び出すことができます。

また、新搭載のミニブラウザーには必要な情報がコンパクトに表示され、一目で確認することができます。

トラックノートパッドの書き出し機能

各トラックのノートパッドが記憶するすべての情報を一つの整理されたテキストとして書き出す便利な機能です。必要なデータを探してやみくもにファイルを開く必要は、もうありません。



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