ファミコン説明書
『パラメデス』
目次
1.はじめに
2.操作方法
3.ゲームの始め方
4.ゲームの遊び方 その?
5.ゲームの遊び方 その?
6.役について
この度は当社の『パラメデス』をお買い上げ頂きありがとうございます。
本ゲームは、今までにまったくなかったタイプのサイコロを使用したシューティングパズルゲームです。
サイコロ=ダイスは紀元前から存在し、一説によれば、ギリシャはエポウイ島の王女パラメデスの創始になるものといわれています。そのサイコロとシューティングとの衝撃的な出会いがこの『パラメデス』となりました。
ルールは単純明快、それでいて奥が深く、熱中度の高い、まさに究極のパズルゲームです。手に汗にぎる興奮をお楽しみください。
一人でプレイするときはコントローラー?で操作します。また2人でプレイするときはコントローラー?も使用してください。
■ゲーム時の操作
Aボタン:サイコロをシュート!
Bボタン:サイコロの目をチェンジ!
十字ボタン:左右にプレイヤーを移動。下で役の決定。
スタートボタン:ゲームを一時中断(ポーズ)させる。
■メニュー画面時の操作
十字ボタン:上下でメニュー選択。
スタートボタン:メニューを決定。
ファミコン本体にカセットを差込み電源を入れてください。“HOT・B”に続いてタイトルが表示されます。
次にモード選択メニューが表示されます。3つの遊び方からどれかを選んでください。
[1PLAYER]
一人用です。じっくり腕をみがきたい人に。
[2PLAYER]
二人用で白熱の対戦プレイを楽しむことができます。
[TOURNAMENT]
一人用ですがコンピュータ相手に対戦プレイができます。
パラメデスの遊び方はとってもカンタン。プレイヤーは自分のサイコロを操作してシュート、上から落ちてくるサイコロ群を消していってください。
■基本ルール
プレイヤーは手元のサイコロの目をチェンジしてシュートし、同じ目のサイコロを消すことができます。
消したサイコロは画面下にある役ウィンドウに6個までストックされ、うまく役ができたときに決定ボタンを押すと役の種類に応じて、なんと最高5ラインまで一気にサイコロ群を消すことができます。
サイコロ群が一番下までくるとゲーム・オーバーです。
パラメデスには3種類の遊び方があり、どれも違った楽しみ方ができます。
■1PLAYERの場合
1人用です。落ちてくるサイコロ群を消していって何ステージまで進むことができるかに挑戦してください。
1ステージ20ライン、全20ステージで、先に進むにつれてサイコロの落ちてくるスピードが速くなってきます。
得点はサイコロ1個消すごとに10点ですが、役を使ってライン単位で消すとサイコロ1個あたりの得点が高くなります。
1ライン役の場合は1個につき20点、あとは2ライン→40点、3ライン→80点、4ライン→160点、5ライン→320点の得点が入ります。
また、いちどの役を使わずにステージクリアした場合50000点のボーナスがもらえます。
LEVEL(難易度)1〜5まであり、5がいちばん難しくなっています。
■2PLAYERの場合
2人用です。同時プレイの対戦ゲームで、お互いに自分のエリアのサイコロ群がいちばん下まで来てしまった方が負けとなります。
3・5・7セットマッチのどれかを選び、勝負を決めてください。
1PLAYERとの大きな違いは、役を作って一句にサイコロを消すとその分、逆に相手側のサイコロ群が増えるところにあります。
これを利用して相手をピンチに追い込んだり、焦りを誘ったりといろんな戦法を考えてみてください。
またHANDI(ハンデ)設定もあり、上手な人に不利なハンデをつけて実力の違う人どうしでも楽しく対戦できます。
ハンデ0で→自分の消したライン−1
ハンデ1で→自分の消したライン−2 が相手側にプラスされます。
ハンデ2で→自分の消したライン−3
■TOURNAMENTの場合
1人用です。対戦プレイしたいけれど相手がいない、そんな人のためにコンピュータがお相手をします。
勝ち抜き戦で、4回勝つと優勝です。
ルールは2PLAYERと同様ですが、ハンデ設定はありません。
プレイヤーが消していったサイコロは、画面下にある役ウィンドウにストックされます。
このウィンドウに並んだサイコロの組み合わせで、いろいろな種類の役ができるのです。
役をつくるとライン単位でブロック群を消すことができるので、役を早く覚えてしまうことがパラメデス攻略の鍵となるでしょう。
■役の種類
・並び役
同じ目のサイコロが3個並ぶと1ライン消えます。
3個以上は1個増えるごとに、消えるラインが1ラインずつ増えていきます。
(例)???で→1ライン
??????で→4ライン
・続き役
1・2・3や3・4・5のように、サイコロの目が3個続いて並んでいるときに1ライン消えます。
これも並び役と同じで、1個増えるごとに1ラインずつ消えるラインが増えます。
(例)???で→1ライン
?????で→3ライン
・ニコニコ役
サイコロの同じ目を2個ずつ3組そろえると、3ライン消えます。
(例)??????で→3ライン
・21役
サイコロの目の合計が21になると1ライン消えます。
(例)?????で→1ライン
・合わせ役
役は役どうしで組み合わせることが可能です。
たとえばサイコロの目が1・2・3・4・4・4のときだと、1・2・3・4で続き役の2ライン、
4・4・4で並び役の1ラインと合計3ラインが消えます。
このゲーム中最大の役は、サイコロの目が1・2・3・4・5・6のときで、
1〜6までの続き役の4ラインと21役の1ラインで合計5ラインを一気に消すことができます。
(例)??????で→2ライン (並び役)+(並び役)
??????で→5ライン (続き役)+(21役)