ここから本文エリア 思わずニヤリ/大分ユーモアまんが大賞2011年01月22日 大分からユーモアたっぷりの心和ます漫画を発信しようと企画された「大分ユーモアまんが大賞」の大賞が決まり、4コマ漫画部門では東京都文京区千駄木の警備員相澤拓さん(56)の「にっこう沢の昔話」が選ばれた。1コマ漫画部門では富山市婦中町のパート山村武次さん(61)の「今日の料理3D」が選ばれた。 「まんが大賞」は別府市北石垣の別府大学が創立60周年を記念して募集した。主婦やプロのイラストレーター、学生や生徒など7〜79歳の男女114人から156点の作品が寄せられた。 同大文学部芸術コースのマンガ・アニメ分野で指導に当たるクニ・トシロウ教授(アニメ担当)や吉田寛さん(ユーモアコピーライター)らが審査した。 相澤さんの作品は、山に住む人や動物たちが登場する4コマのユーモアあふれる漫画で、全部で8ページある。思わず笑ってしまうほのぼのとしたやりとりが魅力だ。 受賞した相澤さんは「『にっこう沢』は故郷の新潟県にある沢の名前。高校の頃に描いた漫画の中からセレクトし、現在の絵柄で書き直した」と話している。 山村さんの作品は、画餅ならぬ3Dテレビに映し出されたごちそう。「家電店で3Dテレビを試しに見ているとき、たまたま料理番組があり『本当に食べられそう』と感じて思いついた」と話している。 審査員の田代しんたろう教授は「初めての試みだったが、プロのハイレベルな作品から小学生の純真な作品まで多くの応募があった。『ギャグ』全盛の昨今だが、『ユーモア』を愛するこころも滅びていないのだなあと感激した」と話した。 優秀作品は22日から別府大学のホームページで公開するほか、大分市の県立芸術会館での同大卒業制作展(2月8〜13日)で展示する。
マイタウン大分
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