ジョンが選ぶとっておきの珍品ANIMEって一体… (その3)
質問
ジョンの知ってるなかでレア中のレアANIMEってどんなの。
『ドラゴンクエスト』が日本ではブランドとして広く人気があるのはいうまでもないのですが、熱い『ドラクエ』ANIMEが途絶えているのは驚きです。あのゲームにはスライムという怪物が出てくるのですが、ANIME版にはあまり出てきません。プロダクションI.G制作によるVジャンプ祭用短編『スライム冒険記』はハイテンポでお笑い色の強いファンタジー活劇で、林原めぐみ演ずるスライムが物語の主役として活躍する秀作なのに知名度があまりないのはがっかりです。(プロダクションI.Gから映画版がさらに1998年と1999年に作られていますが、今のところ視聴する機会がありません)
1992年のOVA『破妖の剣 漆黒の魔性』(二巻)は印象的でした。1989年の秀作OVA『極黒の翼 バルキサス』の路線にあるなかなかの佳作です。(たしか『バルキサス』のお目見えは1989年7月25日、そして『北斗の拳』の小説版第一巻が同年11月2日)
1997年のOVA『企業戦士ヤマザキ』はそんなに熱くも面白くもない無名作品でしたが印象に強く残ったのはあのへんてこな英語題でした。『Business Commando Yamazaki: Long Distance Call』(企業特殊部隊員ヤマザキ 遠距離通信呼出)
AIC制作の『かってにシロクマ』(1987年)はなかなか面白いOVAでした。人間がでてこない世界破滅後の世界を描いた作品です。どういうわけか人間並みの知性をもった熊の一家が、人間が滅んだ後も無傷のまま残っている街をさまよっていく冒険譚でした。
1997年発売のOVA『ありす in Cyberland』は強烈でした。かっこよさげな題とは裏腹に実にすさまじい内容で、『不思議の国のアリス』のサイバーパンク版と思ったら大間違いの作品です。
レアの忘れられたOVAそれに映画で、私が運よく(場合によっては運悪く)視聴する機会に恵まれた作品を挙げていきます。1996年公開の映画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』、1997年の怪奇現象系SFパニック映画『ソリトンの悪魔』、映画『がんばれタブチくん』の第一作、1992年のヤンキー映画『ろくでなしブルース』、『神州魑魅変』『ファントム勇者伝説』、『殺人切符はハート色』『アップフェルランド物語』『愛と剣のキャメロット まんが家マリナ タイムスリップ事件』『ダウンロード』『夢から、さめない。』『シンデレラエクスプレス』『代紋TAKE2』『零花 ~rayca』『さばくの宝の城』(訳注 創価学会製作)、『やじきた学園道中記』『ねこねこ幻想曲』『SCOOPERS スクーパーズ』。
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コメント
突然その3って何。
投稿: | 2011年1月23日 (日) 23時36分