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国際理解深める活動拠点誕生、語学や文化70講座、県立国際言語文化アカデミア開所/横浜

2011年1月23日

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関係者のあいさつで異文化理解の必要性などが語られた開所式=横浜市栄区

関係者のあいさつで異文化理解の必要性などが語られた開所式=横浜市栄区

 多文化共生社会の実現に向けた語学講座などを開く教育・研修機関として、横浜市栄区の地球市民かながわプラザ内に開設される「県立国際言語文化アカデミア」の開所式が22日、同プラザで行われた。外国籍県民支援事業や教員向け語学研修、生涯学習講座などを展開する新たな機関。初年度は計約70講座で受講生を募り、4月から本格稼働する。

 アカデミアは、3月に閉校する県立外語短大(同市磯子区)の教職員約20人の実績やノウハウを活用する。JR本郷台駅前にある国際交流施設内のホールや研修室を供用し、聴覚機材を備えた教室なども整備する。

 県内に約17万5千人が暮らす外国籍県民への支援事業では、日本語教室やボランティア向けの日本語教え方講座など(一部有料)を実施。県内小中高校の教職員向けには、英語のコミュニケーション能力向上に向けた語学研修などを行い指導力アップを図る。

 このほか、国際社会の問題や多彩な文化に理解を深める一般向け生涯学習講座(有料)なども開かれ、国際理解を深める活動拠点として機能充実を目指す。

 同日の開所式では、関係者約350人を前に松沢成文知事が「外国籍県民が安心して暮らし民族や文化の違いを認め合う地域社会をつくるには、人材育成と県民理解が欠かせない」とあいさつ。急速なグローバル化をリードする新拠点の役割に期待を込めた。

 式典後は「多文化共生」をテーマにした基調講演や公開講座などが行われ、参加者は熱心に耳を傾けていた。公開講座(無料)は3月までに計4回開かれる。問い合わせは国際言語文化アカデミア電話045(896)1091。

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