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米国の権威あるガン研究ジャーナル(Anticancer Research)に、 Dr.ゴーナム(UCLA/Drew University教授)、 瀬戸良一博士(原宿クリニック 研究室)、 佐藤静夫博士(原宿クリニック 研究室)の研究チームの サイマックスに関する最新研究結果が認められ、掲載されました! 下記に、ガン研究ジャーナル(Anticancer Research 2008)に記載された原文とその訳文を添付します。 |
(*注): 免疫学的にはアジュバントは、抗原(免疫反応を引き起こさせる物質)の免疫原性(抗原の、免疫反応を引き起こす性質)を高める目的で抗原と共に生体に投与される試薬のことです。免疫賦活剤、あるいは免疫増強剤の一種ともいえます。 腫瘍学的にはアジュバントは、がん患者に対して追加的に行われる補助治療のことです。一般的に、手術や放射線療法を行った後に行われる化学療法のことを指します。 |
リポート結果の意義を知って頂くためのアポトーシスの説明
ガンの治療法には、外科手術法、放射線治療法、温熱治療法、抗ガン剤治療法、免疫治療法などがあります。また、細胞の死には3タイプあり、アポトーシスはその1つです。 アポビオーシス : 細胞の寿命死 ネクローシス : 細胞の病死、病理学的死 病死とは、栄養不足、酸素不足、毒物、高温、細胞膜の障害や心筋や脳の梗塞などによる血流の停止や放射線や火傷などの外因障害による病理学的細胞死を言います。 アポトーシス : 細胞の自然死 (プログラム死) 人間のような多細胞生物の個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、プログラムされた細胞死(自滅)です。オタマジャクシの尾もカエルになる時にアポトーシスによって削除されます。人の指の形成過程も、はじめ指の間が埋まった状態で形成し、それからアポトーシスによって指の間の細胞が予定死して指ができます。生命が生きるためには、不要な有害な細胞があります。たとえば、ウイルスに感染した細胞、ガン細胞、自己に対する抗体を持ってしまった細胞などです。そのまま放置すると、逆に私たちの生命が危うくなります。このような細胞は、自らのプログラムを起動し、自滅する自己犠牲が必要になります。プログラム細胞死(アポトーシス)をコントロールする中枢はミトコンドリアが担っています。 生命が生まれ、身体がだんだんとできていく過程、老朽化した細胞を排除する過程ではアポトーシスを起こした細胞は炎症を起こすことなく、細胞の内容物が外に漏れる前に免疫系の細胞に食べられてしまいます。私たちの身体は免疫により病原などの外敵から守られているのですが、この場合、細胞がこうした病原体で殺されるとしばしば細胞の内容物が漏れでて、病原体をやっつける様々な免疫反応を起こします。自分の体内の要らない細胞や危険な細胞を除くときには自分自身を攻撃しないように、こうした外敵を除く免疫系を活性化しない方法で細胞を処理することがアポトーシスのおかげで可能となります。 |
アポトーシスとネクローシス
ネクローシスが起きると、細胞内のミトコンドリアと細胞自身が徐々に膨らんで崩壊し、細胞の内容物が流失します。そして、周囲の正常な細胞を傷害したり炎症を起こしたりします。 アポトーシスを起こした細胞は、細胞膜のバリア機能を保ったまま、自らの染色体(DNAの格納庫)を切り刻み、細胞質や核を細切れにし、貪食細胞に食べてもらうための目印を出します。このため、細胞内の成分が漏れ出す前に貪食細胞によって処理され、例外もありますが、一般的にはアポトーシスは炎症を起こさないと言われています。 アポトーシスではDNA(遺伝情報を担う物質)も取り込んだまま貧食細胞に食べられるので、周囲の正常な細胞を障害したりすることを避けることができます。 |
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●米国の権威あるガン研究ジャーナル(Anticancer Research)に記載されたDr.Ghoneumが発表された研究論文の原文と その訳文を下記に掲載します。 |
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