バンドは今やインディーズが主流 メジャーデビューでも食えない

2011/1/23 15:00

スタジオ代も安いし、自宅で録音もできる

   音楽評論家の加藤普さんは

「例えば去年紅白にも出た『トイレの神様』の植村花菜だったら1人分の人件費で済むけど、バンドだったら4~5人分かかり、音楽不況で余裕のない事務所にとっては負担が重い。若くていいバンドも幾つか出てきているんですが、最近売れるのは嵐やAKBなどのアイドルばかりですしね」

   と、金銭的な難しさを指摘する。

   また、事務所からの給料が高くない限り、収入はインディーズの方がましだという。例えば、1000円のCDが3万枚売れて3000万円の売上があったとしても、メジャーで印税10%という契約だったら、バンドには300万円しか入ってこない。しかし、インディーズならインディーズCD専門の販売会社に30%支払ったとしても7割がバンドに入る計算だ。

「今はスタジオ代も安いですし、自宅で録音もできます。だとすると3000万円のうち2000万円ぐらいがバンドに残るわけで、バンドはインディーズが主流になってきています。ただ、CDは今後益々売れなくなるでしょうし、ネット配信も一曲数百円の単位で利益が少ない。これからバンドをやる人は、ネットは宣伝の場と考えてライブで稼げるよう頑張るしかないです。YouTubeから人気が爆発することもあるかも知れません。あと、普通の仕事も続けた方がいいでしょうね」

他の言語

J-CAST会員サービス

注目情報

5万円相当のディナー!?

一度は体験したい特別なディナーほか、56名様へプレゼント。

ブログ'

日本初!社労士が主人公のマンガ

合格率8%の超難関。社労士の仕事がわかるマンガ「無職の凡人『黒い社労士』になる」連載開始。

ブログ'

【追悼】横澤彪のチャンネルGメン∞

4年にわたる横澤氏からテレビ業界へのメッセージ。最後の川柳も人気でした。

横澤彪さん追悼

おすすめワード

【スポンサードリンク】

関連サイト

東京バーゲンマニア

バーゲンセール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア
このページのトップへ