モノ作りに際して思う事。
絵の世界には「湿気」というものがあります。
この湿気があるかないか、で絵の方向性が決まると言っても過言ではないかと思います。
何が、どう湿気というのかは、人の感覚が捉えるモノであり
湿気がなければいい絵ではないかというと そういう訳でもなく。
その逆で、乾いた絵 というのもあります。
自分は、湿気のある切り絵を目指したいと思います。
無謀っちゃぁ、無謀。
だって、切り絵はグラデーションやぼかしという表現が、できないから。
でも、紙の上の表現だけじゃないと思うのです、湿気というものは。
技術は、表現したいモノが先にあって、ついてくるモノだと思うのです。
まず、「こういうのを作りたい、描きたい」という意志があって、
その具現化の為に身に付けるのが、技術だ、と思うのよね。
技術は才能ではないです。
私は、才能なんてモノは存在しないと思います。
もし「才能」というモノが存在するならば、それは。
「努力できるという事が才能」
だと、思います。
同じテーマの最新記事
- 動画配信します 01月08日
- still in progress 01月01日
- もくまおう 12月24日