岡山市内の女子ポートボール５チームが、29、30日に浜松市の浜松アリーナで開催される全国交流大会「第５回五輪カップ」に出場する。各チームは、強豪チームがそろう大会を控え「悲願の優勝を」と闘志を燃やしている。

　同大会は、浜松市が、岡山、埼玉県越谷、さいたま、堺の各市のチームに参加を呼び掛け、２００６年度から開催。今回は32チームが８ブロックに分かれて予選リーグを行った後、順位別のトーナメント戦で争う。

　岡山市からは、市子ども会育成連絡協議会（市子連）加盟のチームでプレーしている小学４〜６年の約60人が、泉田ブルースターズ、福浜、岡山フレンズＧＩ、興除フェニックス、東畦の５チームでエントリー。昨年12月から合同練習を行い、団結力を磨いてきた。

　16日にクラレ岡山事業所体育館（南区海岸通）で行われた３回目の合同練習では、約２時間にわたって練習試合を繰り返した。

　岡山勢では、５年連続で出場している福浜の準優勝（06年度）が最高で、優勝が悲願。泉田の主将を務める芳泉小６年山本真結さん（12）は「チームワークを生かしたプレーで他県のチームを圧倒したい」と意気込んでいる。