2011年 1月 22日
岡山・香川で死亡事故相次ぐ 2人死亡
22日、岡山・香川で交通事故が相次ぎ2人が死亡しました。午前4時半頃赤磐市東窪田の県道交差点で、近くに住むアルバイト則武貴志男さん(61)が運転する軽乗用車が、横から走ってきた軽ライトバンと出会い頭に衝突しました。この事故で則武さんが首などを強く打ち、死亡しました。警察は安全運転を怠ったとして、軽ライトバンを運転していた岡山県久米南町のタクシー運転手石原泰男容疑者(62)現行犯逮捕し、自動車運転過失致死の疑いで捜査しています。岡山県内の今年に入ってからの交通事故による死者数はこれで11人となり去年の同じ時期を4人上回っています。一方、高松市西ハゼ町の県道交差点では午前7時10分頃、乗用車と軽トラックが出会い頭に衝突しました。この事故で軽トラックを運転していた高松市西春日町の会社員谷本幸一さん(41)が胸などを強く打ち死亡したほか、双方の車に乗っていた男性2人が軽いケガをしました。現場は信号機のある見通しの良い交差点で警察で事故の原因を詳しく調べています。

高校生テクノフォーラム
岡山県内の工業高校の生徒が研究成果を披露する発表会が22日、倉敷市で開かれました。これは生徒の学習能力の向上を目指し、工業高校の教諭で作る団体が毎年開いているもので、岡山県内4つの高校の生徒が日頃の研究成果をプロジェクターを使って発表しました。このうち浅口市のおかやま山陽高校自動車科の生徒たちは、世界で最も低い車高約45センチの車の制作に取り組んでいて、目標だったギネス世界記録への登録手続きを進めていることを報告しました。主催者はこうした発表会を通してモノづくりの魅力を人に伝える力を身につけてもらえたらと話していました。

ガイナーズのコーチと選手が野球教室
香川オリーブガイナーズの選手らが中学生を指導する野球教室が22日、三豊市で開かれました。この野球教室は香川県内の野球のレベルアップを図ろうと去年から開いているものです。三豊市のグラウンドで開かれた教室には、市内の4つの中学校の野球部員など約60人が参加しました。指導にはガイナーズの天野浩一コーチと高尾健太投手があたり、中学生にボールの握り方や投球フォームなどを細かくアドバイスしていました。ガイナーズではこの野球教室を3月末までにあと6回開く予定で、指導を希望するチームを公募しているということです。

介助犬に理解を!チャリティボウリング大会
介助犬への理解を深めてもらおうと玉野市でチャリティーボウリング大会が開かれました。この大会は日本女子ボウリング機構が全国で開いているものです。22日は県内外から約80人が参加し、プロボウラーの佐々木優香さんが介助犬への募金を呼びかけていました。主催者によりますと身体障害者や高齢者の生活を助ける介助犬を希望する人は、全国で約1万5000人いると言われていますが、訓練に時間と費用がかかることから、介助犬の数は全国でわずか53頭ということです。集められた募金は日本介助犬福祉協会に寄付され、介助犬の育成に役立てられるということです。