胆石除去手術での入院から現場復帰したアントニオ猪木(67)が22日、都内で退院後初のイベントに参加し、昨年11月に36歳の若さで福岡市長となった元プロレス実況アナウンサー・高島宗一郎氏と福岡のリングでの“合体”構想を披露した。
高島市長は九州朝日放送時代に地方局アナでは異例となるテレビ朝日系『ワールドプロレスリング』実況を担当。故橋本真也さんの告別式では司会を務め、涙の絶叫で知られる筋金入りの“プロレス市長”である。
前日は大阪から福岡入りし、深夜1時に高島市長と会談。その足で東京に戻った猪木は「高島君は俺のイラク人質解放に影響されて政界入りを決めたという人。昨年、市長選出馬を俺に相談してきたから、『行け〜!!』と言ったら当選した。リングに登場して面白いことをしてもらう」と予告。同席した藤原喜明が「俺と試合を!?」と対戦直訴も、猪木は「つまんない」と却下。当日のサプライズとなりそうだ。
復帰会見から5日。「入院で6キロやせた。俺は切符売りのオジサン」と営業先の福岡に夜便でトンボ返り。さらに岡山へ。退院後も休む暇はない。