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【プロ野球】

ロッテ・西村監督が愛のムチ 完全復活へ「追い込め!!」

2011年1月23日 紙面から

 ロッテの西村徳文監督(51)が22日、遊撃へのコンバートが濃厚な荻野貴司外野手(25)に“愛のむち”。荻野貴は昨年5月に右ひざ半月板を手術し、現在は回復途上。まだ全力ダッシュをためらう状態だが、指揮官は言葉で背中をググッと後押しした。

 「打つ守る走るすべて(の練習)に入れると報告を受けている。追い込みながら、状態を上げていくしかない」と同監督。この日、千葉マリンで行ったスタッフ会議では1軍キャンプ参加を決断。「石垣島は暖かい。向こうにいけば、全力でやれる」と言い切った。

 “ポスト西岡”の1番手に考えられている荻野貴。最大の懸案は右ひざの状態だが、回復についての本人の見立ては「7割程度」。違和感が残っており、自主トレでは不安も口にしていた。

 しかし、西村監督は8割まで回復していると思っており、この日も「(復活へ)あと少し。あとの20%は(練習で)追い込んで」と断言。スロー調整は容認させず、当初の方針通り、細谷や根元との遊撃争いに加えるつもりだ。

 スパルタ教育にも映る。しかし、これは荻野貴が2年連続日本一へのキーマンと考えているからこそ。西岡の穴が埋まらなければ、“連覇”は絵に描いた餅になりかねない。

 「大丈夫だと思います」と西村監督。昨季の開幕ダッシュを支えた快足男の復活を信じてやまない表情だった。 (川越亮太)

 

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