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【プロ野球】日本ハム 斎藤、ウェアも魅せる キャンプに向けた自主トレも順調2011年1月23日 紙面から
日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手(22)=早大=が22日、千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンで新人合同自主トレ第3クール最終日を迎えた。合同練習後に、約2時間も自ら進んで筋トレ。黒地に黄色とピンクが組み合わさった新作ウインドブレーカーにピンクの練習用グラブをはめ、2700人のファンの度肝を抜いた。 2度目の週末を迎えた合同自主トレで、斎藤のファッションセンスが光った。早大時代からミズノ社製を愛用している右腕はこの日、新作のウインドブレーカー上下を着用。初めてピンクのグラブも着用した。 「(ウエアを変えるのは)自分のモチベーションにもなりますね。グラブはゴロ捕球用です」 斎藤は同社から6種類のウエアの提供を受け“中5日”で着用。日替わりの服装で人気を集めている。担当の同社北海道営業所の宮下健太さんは「ファンの方から『今日着ていたのは何?』という問い合わせが会社にあります。今日のは新作。着てもらえるのはうれしい」と販売促進につながる“佑効果”に思わず顔がほころぶ。この日の新作も斎藤から「いいですねー」と直接感想をもらったという。 常に注目され、重圧がかかる中、“衣替え”は唯一の息抜き。ファンにも瞬時に「佑ちゃん」と判別できる利点がある。朝、姿を見せると「今日はピンクねえ」などとため息が漏れ、ウインドブレーカーを脱げばどよめきが起きる。 この日はキャッチボールでも勢いあるボールを投げた。「右足を伸ばすようにしています。大学のときより(重心が)乗れてきている」と斎藤。「下半身に重点を置いている」というウエートトレなどが終わったのは、予定より約2時間遅く、午後2時45分だった。 「ファイターズの練習は短いので自分でやっておかないと。自主トレの時間も(残り)少ないのでキャンプに向けた体づくりをしていきたい」。服装でファンを喜ばせる一方で、練習にもしっかり取り組む。間もなく訪れる球春に向け、ぬかりはない。 (後藤慎一)
◆サッカーには無関心!?斎藤は途中から白地の短パンに白いシャツ、赤のレッグウオーマーというサッカー選手のような格好でキャッチボール。浦和レッズやマンチェスター・ユナイテッドのユニホームをほうふつさせるウエアについて聞かれると、斎藤は「うーん?」と首をかしげ、答えに四苦八苦。 ドーハで行われたアジア杯・日本−カタール戦についても「サッカーは見ていませんでした」と関心薄だった。 PR情報
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