「WBC世界Sフライ級タイトルマッチ」(2月5日、大阪府立体育会館)
挑戦者の名城信男(六島)が22日、大阪市内の六島ジムでの公開練習に先立ち、自身3度目となる世界王座奪取への“勝負服”を披露した。
試合では、戦国武将の真田幸村が大坂夏の陣(1615年)で身につけたものと同じモデルの赤い甲冑(かっちゅう)姿で出陣することを明かし、「(真田幸村は)普段は優しいけど戦うときはすごい侍だったと聞いた。自分もそれにあやかって、インパクトのある試合を見せたい」と必勝を誓った。当日はNPO法人「大阪城甲冑隊」のメンバー約20人も同じ姿で大名行列のように入場する予定だ。
今月12日に第1子の長女、柚希(ゆずき)ちゃんが誕生した。試合前とあって、まだ育児参加はしていないそうだが、「試合が終わったらしっかり世話をしたい。勝って家族を支えていきたい」と気合を入れた。