資本論と不労所得

Update:2011年1月20日 10:49

みなさん、マルクスはご存知ですか?『資本論』のマルクス。田中ではないほうの。
もちろん私は知っていますよ。こう見えて経営者の端くれですから。
しかも当然読破しております。漫画で。「まんがで読破」シリーズで。

さて、そのマルクスの『資本論』にも出てくるお金の流れとビジネスの基本。
それによると、機械や設備へ投資する経費や、当然必要な諸経費や仕入れといった、
ビジネスを行ううえで必要な支出と、労働者への労働対価(=人件費)を合わせた金額が
「商品の価値」であるらしいのです。

ただ、そこには「利益」が存在しませんので、
そのまま販売してしまうと経営者は困ってしまいます。
そこで支出を減らして少しでも「利益」を出そうと踏ん張るのですが、
機械は決まった量しかこなせませんし、設備も同じ、諸経費をしぼるのにも限界があります。
そうなると労働対価=人件費という構図を崩す方が楽です。
労働対価>人件費という、労働に対する対価を下げることで、「利益」を捻出するわけです。

要は「働け働け!今より2倍働いたらええんやー!」ということになるわけです。

ということで以上マルクスの『資本論』(「まんがで読破」シリーズ)を読破した
勉強熱心な私の資本論解説でしたが、ここからが本日の本題。

前置きが長くなりましたが、
映画『ソーシャルネットワーク』を観てきました。


世界最大のSNS『facebook』の創設者マーク・ザッカーバーグのお話しです。
みなさんはfacebookやられてますか?
当然僕はやってますよ。3日前から。映画を観てから。

僕のfacebook

世界最大のSNS、しかも実名登録ということで、素直な僕は当然実名で登録しましたが、
どうやらみんな英語表記みたいですね。みんなネイティブすぎるやんか。通やんか。

郷に入れば郷に従えということで私も英語表記に変えようとあっさり思ったものの、
どうやら英語表記に変えられません。
私は今後facebookの中では頑に日本語名を使用する頑固者として認識されるんだろうと思います。

それはさておき、映画『ソーシャルネットワーク』、よかったです。

何がよかったかについては、ブログでは書ききれないので、
興味のある方は今度どこかで僕に会ったらご遠慮なくお聞きください。
軽く半日はあなたを拘束します。

さて、facebookに関わらず、インターネット上のサービスでよく聞かれるのは
「不労所得」という言葉。
働かずして報酬を得るというとてもすてきな魔法の言葉ですが、
登場してからしばらくは「24時間働く営業マン」という言われ方をしてきたウェブサイトに
見られるように、ネット上でのビジネスではこの「不労所得」というのがとてもキーになります。

わかりやす言えば広告バナーとかでしょうか。

自らが運営するウェブサイトやブログなどに広告バナーや広告テキストを貼る。
それを閲覧している第三者がクリックする、またはその先のサイトから
商品を買ったり資料請求をする。
するとウェブサイトの運営者には広告費としての報酬が入る。
これも立派なビジネスですが、広告バナーを設置するという手間以外、
基本的には運営者は何も労働をしていません。
しかしバナーがクリックされるたびに報酬が発生するわけです。
これが不労所得。
ネットの世界では当たり前のようにこのような不労所得がたくさんあります。

そんなネットをうまく利用することで、
冒頭で触れた『資本論』の世界で言う「労働対価>人件費」をいとも簡単にクリアしてしまい、
気づけば起業はとんでもない利益を手にし、とんでもない株式評価額をされるわけです。
たぶん。実践はできませんけど。

映画の中盤でも、会員数が次第に増えてきたfacebookの今後のビジネス方針をめぐって、
共同創業者であるマークとサベリンとの間に生まれる確執の原因として、
この不労所得のことが大きく関与してきます。
広告(バナー)を掲載するか否か。
広告を掲載することでクールでなくなるというマーク、
広告を掲載しなければビジネスとして成り立たないというサベリン。

AFRO福岡はどうでしょうか。
実はAFRO福岡も公開当初はバナーを掲載していませんでした。
だってクールじゃないしね。
しかし、運営するにもお金がかかります(諸経費や人件費)。
そこでやむなく広告バナーの掲載を開始し、今に至っておりますが、
思うようにクリックされるわけでもなく、思い描いた不労所得生活はできていません。

そこでAFRO福岡を見てくれているみなさんへ
みなさんの日々の生活に刺激をあたえるために
AFROの広告バナーをクリックしたらいいと思います。
バナーはイロトリドリ。たくさんのバナーを用意しています。
是非レッツクリック!

ちなみに、今はこんなとってもクールなバナーがあなたをお待ちしております。

index.jpg

AFROでアフロの人の毛が抜けるとかまじうけた。まじクール。


仕事はじめに住吉神社

Update:2011年1月 7日 10:06

昨日、遅ればせながら弊社バズフックも仕事初めを迎えました。

改めまして、みなさんあけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

ということで、ちまたでは「仕事初め=住吉神社」と決まっているそうですので、
弊社もそういったしきたり的なことはちゃんとしておこうと思います。
そこで早速スタッフみんなと初詣に行って参りました。

111007.jpg

初詣とはいいつつも既に1/6。
正月にはきっと多くの参拝客で賑わっていたであろう住吉神社もこのとおり。
すっかり日常を取り戻しています。
なんだか残念。出店の銀杏を密かに楽しみにしていたのにちっとも出店がいやしないのです。

しかし年の初めのどうたらこうたらと言います。
ここは一つ年始からテンションをあげていこうと、
私自らスタッフの集合写真を撮影することにしました。

1110072.jpg

どうでしょうこのフリーダムな集合写真。
唯一正面を向いているI宮でさえ眼鏡が寒さで曇っています。
本来であれば類いまれなリーダーシップを活かし、
スタッフの規律を整え、再度撮影を試みるはずなのですが、
あいにくの小降りの雨とあまりの寒さに、私の心も折れてしまい、
もうこれでクランクアップです。おつかれさまでした。

その後つつがなく参拝を済ませた私たちは、
もちろん絵馬を奉納。

1110073.jpg

パッと見ただけではまるで宣伝のようになってしまいましたが、いいんです。
それがビジネスなのです。
きっと神様も理解してくれるはずだし、何せ神様に存在をアピールしないことには
何も始まりません。
ただ残念なのは、自分で描いておきながらとても残念なのは、
AFRO福岡のロゴマークは、ロゴの横に「AFRO FUKUOKA」であって、
「FUKUOKA」だけになっているこの状況はいわゆる失敗というやつです。
みなさんもこの機会にAFRO福岡のロゴを再確認しておいていただけると幸いです。
この絵馬のロゴは間違いです。残念。

そんなことはさておき、
最後にはもちろん個人的におみくじを引きます。

2日に個人的に参拝した櫛田神社では、まさかの「大吉」二連発を引いた私としては、
根拠のない自信を持って「どうせまた大吉」という楽観的な予測をしておりましたが、
どうやら住吉神社的には私は大吉にふさわしくないようで、「吉」にとどまりました。
ひくんじゃなかった。
特に「運勢」の最後の3行あたりに関しては、「余計なお世話!」とか言いたい気分。
あたってるけどね!

1110074.jpg

ということで、ひとまず「仕事初め=住吉神社」という決まり事もしっかり終え、
今年も無事スタッフ全員笑顔で仕事を始められそうです。

どうぞみなさん、私をはじめ、こんな弊社スタッフ一同を今年もよろしくお願いいたします。