ポエム
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ポエム(poem) それは ひとの心が言葉になった ひとつの
えっ 「詩」と同じじゃないかって?
いいや 詩とは違うんだ 似て非なるもの―― 互いに互いを
確かに それは大きな違いじゃない
でも 詩とは 違うんだよ
何かが 違うんだ
目次 |
[編集] ~ 概要 ~
ポエム それはみずからの 心の奥底から溢れ出る感情を
本能のままに文章で綴った 芸術作品
堅苦しい言葉なんていらない 体裁なんて気にしなくていい
それらに捕らわれてしまったら まるでそう やわらかな甘い果実が
イバラに縛られてしまうかのように
剥き出しのパッションを 感性を あるがままに言葉に綴るのさ
[編集] ~ 詩とポエムの違い ~
ボクらの生まれたこの世界じゃ 詩とポエムが混同されちゃってる
さあ それぞれの作品を見てみよう
君なら違いがわかるはず きっと――
[編集] - 詩 -
(出典:木下夕爾児童詩集) 「ひばりのす」 作詩:木下夕爾 ひばりのす みつけた まだだれもしらない あそこだ 水車小屋のわき しんりょうしょの赤い屋根のみえる あのむぎばたけだ 小さいたまごが 五つならんでる まだだれにもいわない
[編集] - ポエム -
(出典:俺の押入れから出てきたノート) 「隠しきれないTo My Heart」 作詩:若かりし日の俺 外に出てごらんよ 自分の殻に閉じこもっていないでさ ほら やさしい春の風が きみの頬をそっとなでる そう それは 春風のキッス ウソをついても 隠しきれない きみの中にある ぼくへの熱い Love Soul ごまかしてもだめさ わかっているよ 言っちゃいなよ 好きなんだよって ふふふ きみの瞳に そっとララバイ
まあ つまりは そういうことさ
[編集] ~ その他のポエム ~
[編集] -古代日本風ポエム-
聞こえないか 太古に大気に拡散した巫女の歌声が
その歌声は 今も風にのって運ばれてくる
今このときも 歌は世界のどこかで歌われている
その歌に ふいに古代の旋律がまじることがある
人は風の中にある歌を体内に取り込むのかもしれない
『さきたま』 みきを抱き よいにねつく みきはねを深く いを汲み上げて たまをしめす 幸(さき)を巫女し 筋に習って 文(もん)を刻む
[編集] - 電波ポエム -
電波ポエム ――それは何か
それが 電波ポエムというものなんだ
さあ 電波ポエマーの保木渡流さんから
私たちも 電波を分けてもらおう
(出典:二編とも「保木渡流詩集 ジャガー先生と俺」) 「天草サブレ」 作詩:保木渡流 サブローとレモンで サブレだっちゃ! オ~~イエス オ~~プリーズ ム~~ン スッポーーーン プリッ ブリブリッ!! なんかムズムズすると思ったら くつ下の中に 黒まめ入ってたよ ム・カ・ツ・ク~~ モケケ モケケケ よ~~し ぜったい生徒会長になる!!
「ホット・ホット・サマー」 作詩:保木渡流 日焼けの皮の じょうずにむけたやつを カニにはってどうする
[編集] - 母恵夢のぽえむ -
ぽえむのぽえむなんだから
ポエム以外の何物でもない――よね?
「母恵夢のぽえむ」 作詩:愛媛天山 瀬戸内の 温暖な風土に生まれ 詩情ゆたかに育った 母恵夢 お母さんの名前は 恵夢(えむ) 和菓子の上品な味わいと 洋菓子素材の芳醇な風味を 独自の製法技術で調和させた 創作菓子 それが 母恵夢のぽえむ ペポペポピ♪
[編集] - ポエムと愛媛県 -
この「母恵夢のぽえむ」 どこかで聴いたことがないかい?
――そう ポエムの
愛媛県といえば何だい? ――そうだね ポンジュースで知られる『
愛媛県では みんな 街で出会うと ポエムで挨拶するんだ
“上のポエム”で声を掛けられたら 即興で“下のポエム”を返す
それが 愛媛のみんなの 昔からのルール
いいかい 愛媛に行くときは 下のポエムがすぐに返せるように よく勉強しなきゃいけないよ
もし どうしてもできないなら 地元のガイドさんが手を差しのべてくれるはず きっと――
[編集] ~ ポエマー ~
「ポエマー」 ――それは ポエム作家の自称
英語ではpoemer ポエムをするひと それがポエマー
“作詞家”や“詩人”とは違う もっと違う何か――
そう ポエムしなければ生きていけない それがポエマーだ
[編集] - さくら友蔵 -
世界で最も有名なポエマー さくら友蔵
彼は 数え切れないほどのポエムを テレビで
彼の“心のポエム”は 今でもなお 私たちの耳に
『秋の暮』 さくらともぞう 汝は海胆 我は〆鯖 秋の暮 老ゆるとも 騙さるるとも 秋の暮 ゆつくりと 涙流るる 秋の暮 おのづから 明日には明日の 秋の暮
秋の暮の ヴィオロンの如き 節長き啜り泣きに
その 物憂き 悲しみに
私たちの 魂は
[編集] - 赤碕翔 -
横浜のポエマーさ・・・。 彼はいろいろポエムをする・・・。
『10年前の横浜』 あかさきしょう 10年前 横浜にとびきり速い男がいた そいつは第3京浜の多摩川コーナーを 5速全開で抜けてったんだ 一緒に走っていたヤツら、口を揃えてこう言ったね 「アイツは、クレイジードライバー 命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね… おとぎばなしは終わりさ… 俺達の物語は、はじまったばかりなんだ…