PKを外してしまいました。
結果的にその失敗で負けたことなんですが・・・。
いやぁーーーー。
冗談抜きで駒野の心中をお察しします。
まさに誰にも彼を責められません。
それは、わかっています。
が、世界中。
何億人もの目が駒野に集中しているということ。
多分、チョッとだけ彼の脳裏をかすめたのでしょう。
「決めてやる!」と。
その心意気がプラスに出た人とそうではなかった人。
その差ぐらいのものでしよう。
かつて、大舞台で外した選手はビッグネームばかりでしたっけ。
イタリアの至宝ロベルト・バッジョ、あの中田英寿も国際試合で外しています。
PKをしてみればわかります。
それはそれは、目標まではわずかな距離なんです。
つまり、キックする位置から、ゴールラインまでの
直線距離はたったの11メートル。
さらにゴール・マウスも高さは2.44メートル。
横幅は7.32メートルとデカイのです。
こんなに至近距離からキックをすれば
誰にでも簡単に得点できるような気がしませんか。
でも、これが曲者(クセモノ)です。
キーパとのかけ引きや諸々の雑念(?!)との戦いとでもいうのでしょうか。
一般的にテニスや卓球、バレーボールなどのコートゲームにも通じるのが
PKの攻めかたといわれます。
ラインギリギリ、つまりクロスバーやポストの近くか、裏をかいてど真ん中。
だから、プロならば、蹴るときはかなり狭い領域を狙って・・・。
もう、こんな能書きはやめましょう。
つまり、何度も云いますが間違っても
駒野を責めるのだけはやめましょう。
どうか、誰よりも胸をはって帰国してほしいと
心から願っています。
お節介でしょうが、
広島のユース時代から縁もあり、情もわく駒野だけに・・・。
喝采の拍手で迎えようではありませんか。
ありがとう。
心地よい夜更かしでした。
ではまた明日。
マスターN