小諸市と群馬県嬬恋村にまたがる高峰高原の一角で、夏の高山植物が見ごろを迎えた。現在はニッコウキスゲが咲き誇り、連日、観光客が美しい花々を楽しんでいる。
同高原の群生地はシカの食害もなく、多くの植物を観賞できる。ニッコウキスゲの見ごろは7月末ごろまでだが、ヤナギランやハクサンフウロなどが入れ替わるようにして満開になる。群生地近くの高峰高原ホテルによると、8月下旬まで高山植物を楽めるという。
20日に訪れた千葉市の男性医師(70)は「チョウも多く、花も素晴らしい。来て良かった」と盛んにカメラのシャッターを切っていた。
(提供:信濃毎日新聞)