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統治能力を問われるような民主党政権、緊迫感を強める日中関係、米オバマ政権の支持率低迷、統合の成否が問われるＥＵの将来……。冷戦構造の崩壊から２０年、政治や国際関係は流動化し、先を見通すのがますます難しくなっています。内外から飛び込んでくる重大ニュースを、すばやく、分かりやすく解説し、独自の視点から切り込みます。「報道ステーション」コメンテーターを務めた加藤千洋氏、共同通信客員論説委員の後藤謙次氏、朝日新聞の編集委員、論説委員ら約２０人が筆者です。

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日本経済はいま、大きな曲がり角を迎えています。長引くデフレ、雇用情勢の悪化、円高・株安の潮流にどう対処していけばいいのでしょうか。人口減少を進む社会で、一定の経済成長を実現し、財政や社会保障制度を立て直すための総合的な処方箋が求められています。日々の暮らしに直結するテーマを、同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子氏や、三菱総合研究所　政策経済・研究センターシニアエコノミストの武田洋子氏、朝日新聞の編集委員、論説委員など社内外の２０名が考えていきます。

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社会のあちこちから悲鳴が上がっています。多くの高齢者が所在不明になり、幼い子どもたちが虐待の末に命を奪われ、貧困と格差も看過できない問題として浮上しています。一方で、社会のつながりや一体感に影響を与えるメディアの世界も激しく変化しています。現代人を取り巻くストレスは膨らむ一方です。そんな今日を丹念に読み解くヒントが詰まっています。東大教授の本田由紀氏、消費社会研究家の三浦展氏、司法・検察取材に定評のあるジャーナリスト、魚住昭氏ら専門家と朝日新聞の編集委員、論説委員の約２０人が筆者です。

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「はやぶさ」の快挙で沸き、ノーベル賞で盛り上がる一方、研究費は厳しい納税者目線にさらされています。温暖化、生物多様性、生命倫理、食の安全……と悩みのタネも尽きません。そんな理系テーマを、科学者でない人と科学者が論じ合う時代がやってきました。犬型ロボットの開発にかかわった北野宏明さん、在米の認知心理学者下條信輔さん、環境リスクと向き合う中西準子さん、コミュニティー論の広井良典さん、科学論の米本昌平さんら論客16人と、朝日新聞の科学記者８人が多様な視点で科学・環境を語ります。

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