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横浜訓盲学院
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平成22年4月1日
学院長 塙 忠蔵
昨年学院創立120周年を迎え、多くの方々にお祝いと激励のお言葉をいただき心より感謝申し上げます。さらに皆様のご期待に応えるべき努力と精進を積み重ねて行きたいと思います。
学院長 塙 忠蔵
訓盲学院は私学として長年視覚障がい教育の独自性を発揮し、新しい試みに取り組み、多くの方々に大きな評価をいただいて来ました。 4年前には、視覚障がいを併せ持った重度・重複障がい児のために高等部を卒業し、その先、3年間の高等部専攻科生活科を設置し、個々の自立能力に応じた社会生活が送れるよう生活技術を中心とした教育を行って来ました。
そして、昨年度、初めて一期目の卒業生を送る事ができました。視覚障がいを併せ持った重度・重複障がい児にとって、専攻科生活科の3年間の必要性と大切さを卒業する生徒たちから教えられ、今後に向けて勇気と希望を与えていただきました。 この専攻科生活科を学院教育の最終目標として幼稚部より一貫した重度・重複障がい教育に取り組んで行きたいと思います。
今も大切にしている学院のモットーは、いつも笑顔で、優しい言葉を掛け、そして、子供たちの自主性を尊重し、子供達から学ぶ心を大切にしていることです。 視覚に障がいを併せ持った子供達は相手の表情を見ることは出来ませんが明るく朗らかで活発な係わりを求め、その係わりがコミュニケーションの手段となっていますので常に笑顔で係わることを大切にしています。
また、子供達の自主性を尊重することは、その子供達を尊敬することになります。この自主性を尊重することはその子供達を大きく成長させる係わりとなります。 この自主性を尊重することは忍耐と根気が必要になりますがとても大事にしています。 また子供達から学ぶということは、子供達に教えるのではなく、子供達が見せてくれる行動や表情、感情などをくみ取り、今、何を求め、何がしたいのか、何かをどうしたいのか、何が嫌で、何が楽しいのか等様々な訴えをくみ取り、それを支援し、達成させる喜びを伝えること、その支援が子供達から学ぶことなのです。この学ぶ心がとても大事で大切にしています。
この学院のモットーを基本として、これからも多様化していくであろう視覚に障がいを併せ持つ重度・重複障がい児に適切な対応が出来るよう専門的知識と教育技術を持ち合わせた学院であるよう努力を積み重ねて行きたいと思います。
また、皆様に期待される学院を目指して行きたいと思います。皆様のご協力よろしくお願い致します。学院はいつでも解放していますので、参観、授業体験いつでもお待ちしています。 学院のアットホームな雰囲気を味わいに来てください。
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