◆小林未佳 -MIKA KOBAYASHI-
雑誌や企業・メーカーのCFや広告、旅番組のレポーター、ラジオDJなど、幅広い分野で活躍中のモデル。ライターとして、食・恋愛・映画・旅コラムやインタビューなど、数々の連載を執筆する多彩な一面を持つ。CREATE JAPAN AGENCY所属
出身地:東京都
趣味:世界中のおいしいものと美男子を探す旅。神社仏閣巡り。海外ドラマ視聴。
特技:世代を超えた友達をつくること。
好きな食べ物:無類の牛肉好き。ビール&テキーラ。
嫌いな食べ物:らっきょう

 

「フェイクスイーツデコ講座」を体験

可愛すぎ!リアルすぎ!
女子に人気の「フェイクスイーツデコ」!

海外から遊びに来た友達から「連れて行って~」と
よく頼まれる場所が…浅草のかっぱ橋道具街!

彼らのお目当てはなんと食品サンプル!

あの本物以上に美味しそうなサンプルは
外国人にとって「ファンタスティック!!!」とのこと。

確かに、あのクオリティは芸術的!

最近では、本物そっくりのスイーツも流行中。
小さなフェイクスイーツをアクセなどにしている人をよく見かけますよね。

そんなリアルでカワイイ「フェイクスイーツ」が手作りできる講座が
東武カルチュアスクールにあると聞いてチャレンジしてきました!

開催されるのが日曜日とあって「大人可愛いフェイクスイーツデコ」の
教室は若い女性でにぎわっていました。
※講座の詳細はココをクリック!
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材料に粘土、絵具、ニスなどを使うので、服が汚れないように
講師の高澤先生をはじめ、みなさんエプロンを着用しています。

そのため、はたから眺めていると
まるで本当のお料理教室が始まるみたいです。

本日のテーマは「クレームブリュレ」!

そう…カスタードクリームの上に砂糖をのせて
バーナーなどで焦がして作るスイーツ。

表面のカラメル部分をパリっと崩して
中からなめらかなカスタードがとろけだす~
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そんな美味しいスイーツを作る第一の工程は…
なんと!新聞を引きちぎること(笑)

カスタード部分は粘土。
全てを粘土で作ると乾かすのに時間がかかってしまうため
ココットに新聞紙を詰めて“あげ底”します。
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その上に絵の具で色付けした粘土を詰めていきます。

ベースとなる色はカスタードカラーのイエロー。
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絵の具を粘土に混ぜていく作業を開始。

粘土特有のこの感触は子どもの時以来。

すっかり忘れていたブニブニした手触りにドキドキ。
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絵の具が均一に混ざったところで
ココットにギュギュっと詰めていきます。

表面を滑らかにしたところに
さらに絵の具を塗っていきます。
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絵の具を乾かしている間に樹脂粘土で
トッピング用のイチゴを作ります~

いざ、イチゴを作ろうとすると不安がよぎります。
「どれくらいの大きさだったっけ??」
「どんな形だったっけ??」
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イチゴなんて頻繁に目にしているはずなのに……

フェイクスイーツ作りには、意外な事に
日常生活における「観察眼」も必要なようです。
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先生のアドバイスを受けながら、どうにかイチゴを仕上げていきます。

種の部分は爪楊枝をハサミで斜めにカット。
その先を押し当てていくと丁度イチゴの種の形になるんです。

生活の中の何気ないアイテムを“道具”に変えてしまうのは
主婦業や育児をこなしながらフェイクスイーツデコ道を極めた高澤先生ならでは。

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半分にカットしたイチゴができたら色をつけていきます。

しっかり塗りたい場所には筆を使い
ニュアンスを出したい場合にはカットしたスポンジを使用します。
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赤く色がついたらイチゴっぽくなってきました~
初心者でも本物っぽく見えるのが嬉しい!!!!

イチゴを乾燥させながらクレームブリュレ本体の作業へと戻ります。
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これから表面に「焦げ目」をつけていきます。

先生の“焦げっぷり”は見事!
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まだ途中段階ながら美味しそうなクレームブリュレ感を醸し出しています。

なんとイチゴはカットした断面まで色づけていくんです!
ここまで細かくないと、あのリアル感は出せないんですねぇ。

さすがに断面がどうなっていたかは難しいということで
先生から見本をお借りしました。
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(左)見本 (右)小林作品
果肉の微妙な繊維の筋を楊枝でつけて、
白い部分を残しながら赤く塗っていきます。

……見本と比べると、そのクオリティは明らか(汗)
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講座の受講生が一度はやるであろう
食べる真似~

自分で作ったゆえ、不格好でも美味しそうに感じるのです。

下の写ではミントの葉を製作中。
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リアルな葉の表面のザラザラ感を出すために
歯ブラシを押し当てて表情をつけるという技も教えていただきました。

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2枚作ったら、それを根元で合わせて新芽のように。
さらに、これを4枚葉まで増やします。

クレームブリュレの表面の絵の具が乾いたところで
生クリームをトッピング!!

フェイクスイーツとはいえど
本物のスイーツのように緊張する作業がいっぱいあります。

生クリームをのせる工程もそのひとつ。
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クリームの感触は本物そっくりなので
普段スイーツを作っている方にとっては扱いやすいのではないでしょうか。

でも、時間が経つとしっかりと固まるのです!

生クリーム、イチゴ、ミントをトッピングして
ニスを塗ってツヤを出したら完成!!

ツヤを出しただけで、本物のスイーツらしさが倍増!!
ニスがあっぱれな仕事をしますなぁ。

小林未佳作「クレームブリュレ」の完成です。
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本物そっくりなのに、食べられない“もどかしさ”がなんとも言えません。

どうですか?お腹がすいてきませんか?

残りの時間を使って先生が教えてくれたのが
超ミニサイズのクレープ♪
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粘土をクレープ生地状に伸ばして、はさみで丸くカット。

クレープ屋さんの見本のように片側だけをくるくると巻いておきます。
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これだけでも美味しそう~!!

その上にクリームをトッピング。丁寧に、丁寧に。
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イチゴのクレープを作る人のために先生が用意してくれたのは
ミクロサイズなイチゴ。

ご覧ください!
爪楊枝と比較してもこの大きさです。
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軽く色をつけたクレープ生地と生クリームだけでもリアルなのに
アイス、イチゴ、そしてチョコレートソースをプラスすれば…
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「召し上がれ」といわれたら食べてしまいそうな出来栄え!!

我ながら「でかした!」です。

2時間の講座でしたが、
いつになく集中できたため時間が経つのが早い!

先生だけでなく、先輩受講生のみなさんも
持っていない道具を貸してくれたり
わからないところを親切に教えてくれます。

おかげで授業についていこうと焦ってしまうことなく
マイペースで作業できました。

みなさん、ありがとうございました!

そして、高澤先生!
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フェイクスイーツデコの本も出版されている
クレイスイーツ界の“クイーン”なんです!

先生の著作や作品を拝見したところ「ん~、凄い」と仰天させられました。

フェイクの粋を超えて、むしろ、本物よりも美味しそうなんですよ。

そんな先生に教えていただけるなんて、とっても光栄でした。

みなさんも、食べられないからこそカワイイ
スイーツ作りにチャレンジしてみませんか・

~今回、体験した講座はこちら~
大人可愛いフェイクスイーツデコ -粘土や樹脂で作る」
日(第4)13:00~15:00〈池袋〉
※体験講座がございます。
※講座の詳細はココをクリック!

~講師プロフィール~
高澤あんず
クレイスイーツ作家
育児と家事の合間にハンドメイドフェイクスイーツ&デコのネットショップ「Apricot Café」(アプリコットカフェ)を運営。学校やカルチャースクールでの講師、ワークショップ、各地での作品展示、デモンストレーション活動を通じて、フェイクスイーツ&デコをハンドメイドする楽しさを日本中に広めている。2010年には、アプリコットカフェスイーツクラフトスタジオを開校。現在は、ASCS認定のスイーツクラフトマイスター講座やインストラクター養成にも力を注いでいる。著書:「フェイクスイーツ&デコレシピ」「フェイクスイーツ&デコライフ」(共に誠文堂新光社) 「デザート大好きシールぶっく」(ポプラ社)、共同著書「粘土で作るデコスイーツ」(パッチワーク通信社) 「Lovely スイーツデコ」(ブティック社)
※講座の詳細はココをクリック!