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2011年1月21日(金) 19:15 |
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4億画素のカメラで絵図をデジタル化
以前イブニングニュースで4億画素のカメラを自社開発し、美術作品などのデジタル化に取り組む企業を紹介しました。 その企業が今、自社スタジオで江戸時代の絵図のデジタル化作業を行っています。 撮影の現場を取材しました。
開発費用数千万円という4億画素のスキャナカメラ。 岡山市のデジタル画像制作会社・コンテンツでは、今、徳島大学の依頼を受け、1800年代に描かれた絵図のデジタル化を行なっています。 約2メートルの高さから地図を6つに分割して撮影します。 1つのパーツの撮影には約6分、全体を撮影するのに半日かかります。 この絵図をデジタル化する費用は約10万円で、フィルム写真で撮影するのに比べ、5分の1のコストで仕上がります。 これもデジタル撮影のメリットの一つです。 コンテンツはこれまでに4億画素カメラを使い、様々なものをデジタルデータ化しています。 低コストでデジタル化できるならと、博物館や大学などがデジタル化の依頼を決断するケースも増えてきています。 コンテンツは今後、作成したデジタルデータをiphoneなどで活用する方法も探っていく方針です。
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