Sternotherus depressus

ヒラタニオイガメ ♂    学名 Sternotherus depressus   


 在庫数 0頭/1頭
 source/WC   
 甲長9cm

 
   

  
究極のニオイガメ、ヒラタニオイガメの入荷です。言うまでもありませんが本物です。物議を翻しているスジクビと
はまったく違います(頭部の色彩、模様、)。ある程度成長するまでは見分けが困難ですが、フルアダルトサイズ
になれば簡単に見分けられます。オオアタマとも違います(画像右リンク最下部、オオアタマと比較参照。甲羅
の低さに注目してください)。甲羅にはコケと共に風格なるものが付いています。絶対的な1カメ。ほぼ完品個体
です。

とにかく見てみたい方はご来店ください。
ヒラタニオイガメとは
アメリカ合衆国、アラバマ州西部〜中央部にかけて流れるブラックウォリアー水系に生息しています。すべてのカメを見渡
した中でも非常に稀少で、国内への入荷はほとんどありません。また、若い個体はスジクビヒメニオイガメと酷似している
ため、偽物、本物といった論争があとを絶ちません。見分けが困難と言うのもミステリアスな雰囲気をだし、この種の希少
性をさらに高くしているのでしょう。顕著な個体を除き外見でスジクビと見分けるのは非常に困難です。また、生息している
水域によってはスジクビにそっくりな個体群もあるようですが、DNA,分子的な構造を調べると別種だとのことです。

エサ
巻貝などを中心に与えるのが良いでしょう。配合飼料、乾燥エビなど、比較的何でも食べるのでバランスの良い給餌を心
がけましょう。

温度・水質
水温は27度くらいが良いでしょう。臆病な性格でバスキングをすることはあまりないので陸地はなくてもかまいません。
水は常に綺麗に保ちましょう。水深は甲羅がすべて隠れるくらいが良いでしょう。

紫外線
爬虫類用蛍光灯フルスペクトルライトで飼育が可能です。メタハラの使用もお勧めしますが、臆病な性質のため物陰に隠
れていることが多いです。よって環境に慣れるまではあまり強い光は好まないと思います。メタハラを使用する場合はでき
るだけ広めの水槽で明るい部分と暗い部分ができるようにするのが良いでしょう。

水槽のサイズ
カメの甲長の5〜8倍程度の広さが最も管理しやすいです。あまり広すぎるとエサを食べているのか確認しずらく、また、
カメもエサに気づきにくいです。慣れてくれば給餌の際、飼い主に寄ってくるようになります。最初のうちは状態を把握しや
すいようにシンプルにするのが良いでしょう。流木などを入れるとそこに隠れ、落ち着くようですが、その分飼い主には慣
れにくくなります。

ブリーディング
他のニオイガメと同じく、簡単に雌雄の判別がつきます。オスの尻尾は中間位のあたりが太く膨らんでいます。小型の種
類なので市販の大型水槽でも繁殖が可能だと思います。本物を見ることさえ難しい種類ですが頑張ってペアを見つけてく
ださい。

病歴/投薬:なし
マイクロチップ:なし(不要)

カメヂカラのコメント
ちゃっかり入荷。まあ、ぐだぐだと語るよりも本物を見てほしいと思います。