大野城市栄町一丁目〜大野城市下大利三丁目
平成33年度(予定)
西鉄天神大牟田線の春日原駅から下大利駅の沿線地域は、春日市・大野城市の位置する福岡都市圏南部の交通・商業の拠点となっています。しかし、踏切による慢性化した交通渋滞や鉄道による市街地の分断が良好な市街地形成を妨げています。
↑ 白木原駅付近
本連続立体交差事業は、踏切による慢性化した交通渋滞等を解消するため、春日原〜下大利の鉄道施設約3.3kmを連続的に高架化するものです。さらに、この区間に隣接して福岡市においても雑餉隈駅付近の鉄道施設約1.9kmを連続的に高架化する雑餉隈駅付近連続立体交差事業が計画されており、これら2つの連続立体交差事業を連携して進めることで、合わせて約5.2kmの鉄道施設を連続的に高架化することになります。
また、鉄道施設の高架化と併せて、駅及びその周辺を快適で魅力ある街とするために、駅前広場整備、土地区画整理等の事業も行われます。
連続立体交差事業をはじめとする安全で快適な賑わいのある「まちづくり」によって、西鉄天神大牟田線沿線は、魅力的な街に生まれ変わります。
↑ 高架化前
↑ 高架化後(イメージ)
現在までに、鉄道高架橋建設工事に支障となる九州電力送電線等の各種支障物件の移設工事や、鉄道仮線に必要な土地の確保等を行ってきました。
また、隣接する福岡市施行の雑餉隈駅付近連続立体交差事業との同時高架化や、事業施行期間を平成33年度まで延期することを主な内容とした事業計画変更の認可を受けました。
これらにより今後は、本格的な鉄道高架橋建設工事に着手することとしております。
高架橋建設工事にあたっては、周辺道路の通行規制や工事中の騒音、振動等、何かとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、周辺環境の保全には十分注意を払いながら工事を進めていきますので、どうぞご理解、ご協力をお願いいたします。
那珂県土整備事務所 都市施設整備課 高架係
電話:092-513-5570