投資話で詐欺容疑 社長ら逮捕
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投資話で詐欺容疑 社長ら逮捕

1月16日 0時5分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福岡市の投資コンサルタント会社が、架空の投資話で顧客から集めた6800万円余りをだまし取っていた疑いが強まり、警察は詐欺の疑いで社長の女らを逮捕しました。この会社は、ラジオの番組などを通じて投資を呼びかけ、全国の400人余りからあわせておよそ67億円を集めていたとみられ、警察は実態解明を進めることにしています。

逮捕されたのは、福岡市早良区の投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長、原千春容疑者(55)や会社の元幹部らあわせて4人です。警察の調べによりますと、原社長らは、3年前からおととしにかけて、福岡県大野城市に住む会社員の60代の女性ら3人に、ユーロ建ての債権を巡る架空の投資話をもちかけ、あわせて6800万円余りをだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。警察によりますと、原社長ら3人は「だまし取ったことは間違いない」などと容疑を大筋で認めていますが、1人は容疑を否認しているということです。これまでの調べで、原社長はグループ会社のFMコミュニティー放送局の番組やインターネットなどを通じて「日本経済が破綻する」などと繰り返し主張し、全国から投資を募っていました。警察は、夢大陸が全国の400人余りから、あわせておよそ67億円を集めていたとみて、だまし取った金の使いみちなど実態の解明を進めることにしています。