3月～5月はうつ病に注意！
鑑定士をしているとよく分かるのですが
3月～5月にかけて、うつ病にかかった方からの鑑定依頼が増えます。
3月は挫折の時期、4月は新生活のスタートの時期。
5月は5月病の時期だからです。
もうぽつぽつと人事異動や配置転換に関する鑑定が増えてきました。
ご本人は自覚していない場合が多いです。
でも、お話を伺っていると
「最近、眠りが浅い」
「ふいに涙が止まらなくなる」
「やる気がでない」
等の典型的なうつ病の症状を訴える方が増えます。
鬱というと、ショックなことがあったり
悪いことが起きたときにかかると思う方も多いと思いますが
昇進したり、責任の重い仕事を任せられることのプレッシャーで
なる方もいらっしゃいます。
私は医師ではないので、そういう症状を訴えられると
とりあえず心療内科や精神科への受診をお勧めしています。
精神疾患に対する偏見は今は薄らいだと言っても
まだ差別意識を持つ方は多いように感じます。
ですが、精神疾患も身体の病気と同様、ただの病です。
私自身もこの仕事を続けていく中で
「巻き込まれ」になり、鬱を患ったことがあります。
素人判断は禁物ですよね。
うつ病にかかる方は、真面目だったり、責任感の強い方が
多いとよく言われますよね。
私の鑑定の経験からも、真面目な人ほど、かかりやすいと
感じます。
周囲にそういった症状を訴える部下や同僚、友人がいたら
「心療内科にかかったほうが良いよ」
ではなくて
「鬱なんて誰でもかかるんだから、付き合うから
一緒に行こうか？」
と聞いてあげることで、気持ちが楽になるものだと思います。
積極的に心療内科や精神科にかかりたい人はいないですし
特に自分が上司だった場合、部下の健康に配慮することも
仕事の1つだと個人的には思います。
私も会社員時代に数人の部下や同僚に付き合って
心療内科や精神科に行ったことがあります。
病は気合いや根性では治りませんので
きちんと医師を受診しましょうね＾＾
休むのも仕事のうち
私もよく言われる言葉ですが
休むこと、気分転換をすることでメンタルヘルスを保つことは
重要ですね。
人間はストレスがなくとも、ストレスが過度になっても
命を無くします。
ストレスは人生のスパイスでもありますが
人間はやっかいな生き物ですね。
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