(2011年1月16日 17:24)
福岡県警は、FM放送などを通して募った架空の投資話で顧客から金をだましとったとして詐欺の容疑で逮捕した、福岡市早良区の女性社長を16日午後、送検しました。
送検されたのは、福岡市早良区の投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長、原千春容疑者55歳です。
福岡県警によりますと、原容疑者は、2008年2月から8月にかけて、大野城市の会社員に、「今は1ユーロ140円だが、確実に200円になる。
損はない」などとうそを言い、フランス国債などの販売名目で4710万円を振り込ませるなど、3人から合わせて6800万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
原容疑者は、福岡市百道浜のビルにあった、自身が経営するコミュニティFM放送で、「六本木の巫女」を名乗り、独自の金融動向を予測するなどして、全国のおよそ400人から、67億円を集めたとみられています。
この事件では、原容疑者のほか元社員ら3人が逮捕されていますが、原容疑者ら3人は容疑を認め、1人は否認しています。
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