67億円をだまし取る「六本木の巫女」の正体
2011年1月20日(木)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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架空の投資話で67億円を詐取していた女が逮捕された。捕まったのは、投資コンサルタント会社「夢大陸」社長の原千春(55)。集めたカネは一切運用せず、大好きなシャネルの購入費などに8億円を使っていたというから、大したタマだ。
「原は01年に山口県下関市で『夢大陸』を設立。自社のHPや金融セミナーで経済危機をあおり、投資を呼びかけていました。ビジネスネームは千春ではなく“千遙”。05年に933円で福岡の地域FM局を買収してからは、“六本木の巫女”と称して自ら番組に出演し、『円は紙くずになる』『日経平均は4800円を下回る』と根拠ゼロで吹聴しまくった。このころからどんどんカネが集まるようになったようで、派手な暮らしをしていました」(地元関係者)
だましたカネでセレブを気取り、六本木ヒルズと福岡市大濠のマンションを行ったり来たり。全身をシャネルで着飾り、自社のメルマガやインタビューで「恋愛は謳歌(おうか)しても男には依存しない」とうそぶいた。
昨年4月、福岡県警が金商法違反の容疑で会社や自宅を家宅捜索してからも、毎月のように高級温泉旅館めぐりを楽しんでいたという。
「一緒に捕まった元副社長の岩田賢二(57)と同居しており、内縁関係にあったのは確かですが、そのほかのことがハッキリしない。自伝などによると、米国に留学してMBAを取得し、帰国後に大手証券と都市銀行で勤務していたとありますが、ウラが取れている話ではありません」(捜査事情通)
人生は、ブランド品じゃなくウソで着飾っていたか――。
(日刊ゲンダイ2011年1月17日掲載)