村上春樹著『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』再読。
やっぱ面白いっすね。
まあ、それは置いといて、世界の終わりっつーのは創作意欲をかきたたせるシチュエーションではある。
ということで僕も小説を書きました。読んでください。
『世界の終わり』
地下シェルターの扉が開く音が、荒れ果てた大地に響き渡った。
外はまだその爪跡が大きく残っている。
おびただしい量の塵が宙を舞っているせいで、視界は薄暗かった。
「誰か!誰かいないのか!」
声は虚しくこだまを返す。
「なんてことだ…!俺一人…、俺一人だけ生き残ってしまったというのか…」
男は一回目の「俺一人」の部分を言っている時に屁をこいていた。
もしかしたらまだ誰か生き残っていて耳をひそめているかもしれない。
そんなことを考慮してセリフと屁をかぶせたのである。
しかしそれは徒労に終わった。正真正銘、生き残ったのは彼一人であった。
男は3年生きて死んだ。
・髪を切ったらますます存在感が薄くなった。昔ドラえもんで読んだ道具で「石コロ帽」ってうのがあって、それを被ると存在はしてはいるが、周りから石コロのように扱われる。というものがあったが、髪を切るだけでそんなことになるとはF氏も想定外だろう。僕はここにいるよ!feat.青山テルマ。青山テルマ従えてたらさすがに存在感出るわ。
・タクシーチケットを頂いた仕事の帰りは、ちょっぴりセンチメンタルになる。「僕みたいなもんが」精神がMAXまで跳ね上がるのだ。そういうときは「代え」のきかない仕事をしているのだと自分に納得させる。僕らでしかできないことをやっていきたいと思うし、そうでなければ「ざんない」ことになるのだ。ごめんなさい。「ざんない」の意味よくわからないのに使いました。関西の方が使う「ようせえへん」も50%ぐらいのニュアンスしか理解できてない自分が歯がゆい。
・ブログっていうのは内容30、更新頻度70なんだと思います。結局。生まれながらの三日坊主ですぐ更新が止まってしまう。ソフトモヒカンぐらいには伸ばしたいものだ。
・そしてそれは、「面白い発言」というのは内容もさることながらストロークに左右されることと多少似ている。これは面白いんだと言う「気」を込めて発言すれば普通のことも面白くなる。発話の信念により内容に信憑性が増すというのは、古来から言霊という概念として日本に存在していますね。僕はそれが日本人が面白い(と僕は思っています)理由と関わっているのではないかと勝手に想像しちゃってるんですねー。えへへ。
・関係ないが、最近ストロークという言葉を多用している気がする。だって便利なんだもん。「あ、今のトイレに行く一連のストロークは良かったな」とか、「このストロークのままパスタ茹でてみよ」とか、「もうコンビ名ストロークにしたら良かった」とか色々思ってます。←この文のストローク結構よくないすか?
・寝るし。
僕が高校の頃、テレビなどのメディアでMr.マリックやナポレオンズなどのマジシャンがスプーン曲げのトリックを暴露していました。
トリックと言ってもスプーンに細工をしたり、何か特別な道具を使うといったものではなく、テコの原理を利用しつつとにかく指に力を入れて曲げる、といったとても単純なものでした。
このタネ明かしを見るに、そもそもスプーンは曲がるものだったのです。
しかし、私たちの「こんな鉄でできた硬いものが曲がるわけが無い」という固定観念や思い込みが、スプーンを曲げるという行為を超能力に仕立て上げた。
つまり日本全体がいわゆる集団催眠にかけられていたようなものだったわけです。
こういう風に考えると、今、私たちが目にしている不可解な現象や超能力も一気に解決できるかもしれません。
例えば、ポルターガイスト。物が勝手に飛んだり、家具が移動したり、ラップ音が聞こえたりする現象のことを指しますが、そもそも物は飛ぶのです。
一般的に物は午前2時から3時までの間に飛びます。
お皿とかめっちゃ気合入ってます。
「わいはフリスビーやさかいに!」てなもんです。
ソファとかも重いけど頑張りますよー。ソファが移動する時はお相撲さんがしこ踏む時みたいに机とか椅子とか「よいしょー」って言いますからね。
洗濯ばさみもここぞとばかりにパッチンパッチン言いますからね。
「わいはポール牧やさかいに!」てなもんです。
そうです。お皿とキャラが被っているのです。
小学校のときに下校中、「3歩進んで2歩下がる」歩きかたをして誰が一番早く家に辿り着けるか、みたいな競争をしたときのことです。
普通に考えたら、3-2=1ということで、5歩分歩いて1歩しか前進できない計算になるわけですが、賢い僕は考えた。インドでワシも考えた。考えたら僕に神が降臨してきました。
「3歩進む」→「後ろを向く」→「後ろ向きに2歩下がる」→「前を向く」→「以下、延々繰り返し」
て、天才すぎる…!
日能研的に言えば四角い頭が丸くなりまくり。頭部の円周率はほぼ3.14ときれいな弧を描きまくり。きっと水前寺清子もこの方法を聞いたら「そんなの反則よ!ワンツー!ワンツー!」と怒鳴りかえしてくるに違いない。
しかし、どう考えても先に念を押しておかないそっちが悪い。この橋渡るべからずである。よく分からんけど。
さて、この伊東家級の裏技を発見した僕は、皆のスキを見てこの作戦を実行。なにせ、皆の5倍のスピードで進むことができます。
しかし、あっという間に差がついたのも束の間、なんと全員僕の作戦を真似してくるではありませんか!アホか!特許申請中やっちゅうねん!マネすんな!使用料とんぞ!一回につき2千兆円とんぞ!
僕の心の叫びもむなしく、ぐんぐん近づいてくるアホ面(友人)たち。まあ、いい。このままこの差を保ち続けていれば、僕の圧勝です。8千京円まで膨れ上がった僕の作戦の使用料の徴収の仕方を考えながらステップ&ターンを繰り返していると、クラス一頭の悪いT君が後ろ向きのまま大転倒をかましました。
「あっ!」
思わず、声をかける一同。
「おい、T!大丈夫か!」
動かない。
「アホ!T!」
動かない。
「T!」
動かない。
自らこけたのだから僕らに責任はなく、このまま置いていくことも出来たのですが、さすがに子供心にそれはいかん。と思ったので、とりあえず、T君の親を呼びに行くことにしました。幸い、そこからT君の家はそう遠くない位置にあったので、割とすぐにお母さんがかけつけてくれました。
T君はお母さんにかつがれて家に帰りましたが、その後の話を聞くにT君にたいしたケガはなく、僕たちは小学生にして殺人犯のレッテルを貼られずにすんで、ホッとため息をついたのでした。
皆の心配をよそに、次の日学校で会ったT君の第一声。
「俺が一番早く家帰ったっしょ?」
みんなでなぐりました。