望 〜都の空から
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【政治】小沢氏の政倫審議決断念 岡田氏、証人喚問を検討2011年1月21日 朝刊 民主党の岡田克也幹事長は二十日、小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致について、愛知県豊橋市で記者団に「議決しても(小沢氏が)出てこないから意味がない」と述べ、招致議決を断念する意向を表明した。同時に「国会における説明(の場)は政倫審か証人喚問しかない。政倫審がノーとなると(証人喚問を求める)野党の声が力を得てしまう」と述べ、招致議決に強制力のある証人喚問を検討する考えを示した。 岡田氏は、小沢氏が二十四日召集の通常国会冒頭で自発的な政倫審出席に応じない場合、議決する考えを強調してきたが、方針を転換した。ただ、証人喚問には小沢氏を支持する議員が猛反発するのは必至で、実現するかどうかは流動的だ。 岡田氏は、小沢氏が政倫審の土肥隆一会長に対し、通常国会冒頭の政倫審出席には応じない意向を伝えたことについて「事実上のゼロ回答。非常に残念だ」と批判した。 これに関連し、菅直人首相は二十日、官邸で記者団に「岡田氏から、今後のことについてどういう考えかしっかり聞いて、相談したい」と述べた。 政倫審をめぐっては、野党が小沢氏出席の確約がない招致議決に強く反発。岡田氏は、強行すれば国会審議に混乱を招きかねないことも考慮したとみられる。党執行部には、小沢氏が通常国会冒頭での政倫審出席に応じない意向を伝えたことや、近く行われる強制起訴を理由に、離党勧告や党員資格停止など厳しい処分を検討する動きもある。 PR情報
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