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選挙:県議選・海津市区 民主推薦予定の藤田氏、出馬取りやめ /岐阜

 ◇「組織作りできない」

 今春の統一地方選で実施される県議選の海津市選挙区(定数1)で、民主党の推薦を受けて無所属新人として出馬予定だった同市議の藤田敏彦氏(59)が出馬を取りやめることが分かった。藤田氏は毎日新聞の取材に対し、民主党の支持率低迷が要因の一つだと説明。県議選全選挙区での候補者擁立を目標に掲げ、党勢拡大を狙う民主党県連にとっては、痛手となりそうだ。

 藤田氏は「選挙に勝てる組織作りができなかった。残念だ」と説明。さらに、「『中央がごたごたしているが、それで勝てるのか』と支援者からも指摘された」と、国政で民主党を取り巻く状況も判断に影響したと認めた。今後は市議として活動を続けるという。

 藤田氏は昨年、市議会で民主系会派をつくり代表に就任。その後、県議選へのくら替えを決め、同10月に県連が推薦を決定した。同選挙区では、自民公認の現職、森正弘氏(63)も出馬を予定しており、民主・自民候補が争う展開になるとみられていた。

 県連の渡辺嘉山幹事長は「まだ報告を受けていないが、もし事実であれば残念だ」と話した。【岡大介】

毎日新聞 2011年1月20日 地方版

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