かんずり:雪上に真っ赤な唐辛子 新潟・妙高

2011年1月21日 10時57分 更新:1月21日 11時10分

雪が降る中始まった「かんずりの雪さらし」。まかれた後、すぐに唐辛子は新雪に覆われた=新潟県妙高市で2011年1月20日、尾籠章裕撮影
雪が降る中始まった「かんずりの雪さらし」。まかれた後、すぐに唐辛子は新雪に覆われた=新潟県妙高市で2011年1月20日、尾籠章裕撮影

 新潟県妙高市で、特産の香辛料「かんずり」用の唐辛子を雪上でさらす作業が行われている。肉厚で真っ赤な唐辛子がまかれると、甘辛い香りが広がった。

 かんずりは寒中に仕込まれるため「寒作里」とも書く。塩漬けした唐辛子を3、4日さらしてアクを抜き、ユズと米ぬかを加えて3年間熟成させると、焼き鳥の薬味や湯豆腐などの鍋料理にあう「名脇役」が完成する。作業は3月上旬まで続くという。【尾籠章裕】

top

PR情報

 

おすすめ情報

注目ブランド