所属事務所に専属契約の解除を通告した韓国5人組グループ「KARA」のメンバー、スンヨン(22)ら3人が事務所の見解に反論するコメントを発表した。20日、韓国の各メディアが伝えたもので「事務所との信頼喪失は心痛」と、騒動は泥沼化の様相を呈している。
スンヨン、ニコル(19)、ジヨン(17)は、代理人を通じ声明を発表。所属事務所「DSPメディア」による契約書の手続きについて「日本での活動に関連する『専属契約書』を『日本のアーティスト登録書類』であると偽って署名させた」としている。日本での芸能活動を担当する「DSPメディアジャパン」についても言及。日本での収益金の一部を手数料として差し引いた後、残りを所属事務所とKARAが配分していたとし「不当な二重控除だ」と指摘。この件に関して「―ジャパン」は、「和解に向けて、最善の努力をしています」と説明した。
また、一部で報道されたギャラの配分をめぐるトラブルについて、ニコルの母は「金のためではない」と主張している。
KARAは、この日予定していた韓国の音楽番組出演をキャンセル。今週末にはテレビ東京系ドラマ「URAKARA」の収録も予定されているが、同局は「(放映は)予定通り」と、騒動の決着を待つしかない状況だ。
[2011/1/21-06:00 スポーツ報知]