女子サッカー・なでしこリーグの岡山湯郷ベルは13日、美作市で記者会見し、今月末で本田美登里監督(46)が退任すると発表した。後任監督は未定。黒田和則GMは「日本サッカー協会から、女子サッカーを盛り上げるため、女子の指導者として復帰を要請された」と説明した。
本田監督は「湯郷ベルを支援してくださった多くの方にお礼を申し上げたい。日本代表選手を輩出できたが、チームとしていい成績が残せなかったことが心残り」と話した。
本田監督は静岡県出身。読売ベレーザ(現日テレベレーザ)や日本代表で活躍した後、日本サッカー協会に勤務。01年に発足した湯郷ベルの監督に就任した。今後、19歳以下(U19)日本女子代表コーチ、ナショナルトレセンコーチなどに就任予定。【檜山佑二】
毎日新聞 2011年1月14日 地方版