2011年 1月 20日
岡山県にインフルエンザ注意報
インフルエンザの患者の増加を受け、岡山県は20日、インフルエンザ注意報を発令しました。岡山県によりますと、今月10日から1週間の1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は7.37人で流行初期の目安となる5人を超えました。このため岡山県では県下全域にインフルエンザ注意報を発令したもので、今シーズン初めてです。特に今年に入ってからは新型インフルエンザの患者がほとんどということです。流行のピークはこれから3、4週間後の可能性が高いと見られていて、岡山県では手洗いやうがいの励行、それに人混みでのマスクの着用などインフルエンザの予防について注意を呼び掛けています。

宇高航路の再生計画案
宇野と高松を結ぶ航路の活性化策について話し合う協議会が高松市で開かれ、利用促進策と経営合理化策が盛り込まれた再生計画案の骨子がまとまりました。再生計画案は2013年度をめどに年間1億5000万円の収益向上と3億5000万円の経費削減を目標に掲げています。収益向上については高速道路の割引率が高い、深夜時間帯のトラック運賃の引き下げや宇高航路の認知度が低い若者を対象にした割引サービスの実施で利用促進を図るとしています。一方、経費削減については現在の2社を1社に統合するとしています。しかし、この計画案は現在の高速道路料金を基に作成されていて決定が先送りされている新しい料金体系次第では見直しが必要になる可能性もあります。協議会は再生計画案について来月から1カ月間、自治体のHPで市民から意見を募集し、来月下旬までに最終案をまとめることにしています。

湯郷ベル種田新監督が会見
女子サッカーなでしこリーグ岡山湯郷ベルの新しい監督に決まった種田佳織コーチが20日、美作市で監督就任の記者会見を行いました。種田新監督は就任にあたる会見で日本一を目指す決意を語りました。種田新監督は来月1日に本田美登里監督が10年かけて育てたチームを引き継ぎますが目指すサッカーのスタイルについては「全員攻撃、全員守備を原点に本田監督のサッカーを基盤にして選手の特徴がそのままチームの特徴となるようにしたい」と述べました。昨シーズン10チーム中5位に終わった岡山湯郷ベルは新しい指揮官のもとで11年目を迎えます。

岡山駅前に雪の滑り台
岡山県北から雪のプレゼントです。JR岡山駅前に今年の干支、ウサギをかたどった雪の滑り台が登場しました。トラックで到着した雪の量は約6トン。これは岡山県鏡野町の恩原高原スキー場で今月29日に行われる氷紋祭りをPRしようと行われたものです。観光協会のメンバーらがシャベルを使って雪を積み上げ、最後に真っ赤なリンゴで目を作ると完成。高さ2.8メートル、幅6メートルの大きなウサギの滑り台です。観光協会によりますと恩原高原スキー場のけさの積雪は175センチ、雪質も申し分ないということで「たくさんの人に訪れて欲しい」と話していました。この滑り台は21日午後3時まで滑ることができます。

香川スポーツ賞表彰式
スポーツの全国大会で活躍した選手や団体に贈られる香川スポーツ賞の表彰式が高松市で行われました。香川スポーツ賞は去年1年間に全国大会などで活躍した選手や団体に贈られるものです。このうち個人で受賞したのは坂出高校3年の小原亜貴さんで、千葉国体のカヌー競技スプリント2種目に優勝するなどの活躍が評価されました。また、団体ではJFL昇格を決めたサッカーのカマタマーレ讃岐、軟式野球の天皇杯全日本大会で全国制覇を果たした日本通運四国がそれぞれ選ばれました。