中国GDPの世界2位確実に、経財相「隣国の繁栄喜ばしい」

2011年 01月 20日 14:45 JST
 

 [東京 20日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は20日、中国国家統計局が発表した2010年の国内総生産(GDP)が前年比10.3%増となり、日本のGDPが世界3位になることがほぼ確実となったことについて「細かいテクニカルなことは除いて、たぶんそうなるだろう」との見通しを示した。

 与謝野担当相は「隣の国が繁栄するのは喜ばしいこと。中国がこの30年ほど、非常に国民も政府も努力して、経済がダイナミックに発展したことは称賛に値する」とした。その上で日本は「イノベーション中心の経済発展を目指さないといけない」との考えを示した。

 また、中国での物価上昇については「成長に伴う物価上昇だと想像している」と述べた。

 (ロイター 基太村真司記者)

 
 
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